芦田愛菜最大の出世作!
まずこの当時まだ幼稚園生だった芦田愛菜が見せた表情や情感豊かな演技に衝撃を受けた。しかもやっている役は小学生の設定の役だからだ。誘拐犯が母親代わりになって子供を育てるという小説の八日目の蝉にも似た設定だが連続ドラマの分登場人物の子ことに寄り添うようにして描かれている丁寧な脚本に好感を覚えた。
まずこれをきに一気に名前を広めた芦田愛菜だがそれだけインパクトのある演技をしているように感じた。特に一話目の「私を誘拐して」というセリフは小学生が遊びでいうセリフには全く感じづ、悲壮感や切実な思いがひしひしと伝わってくる演技に感じた。
またその芦田愛菜を自分のもとにかくまい本当の母親のようにどんどん母性に目覚め幼い彼女を何とか守ろうとする母親のような役を松雪泰子が派手すぎずひっそりと幸せをかみしめている様子、世間から誘拐した子供のため隠さなければいけないジレンマなどを物憂げに演じていた。
話の最後で親子二人は離れ離れになってしまうがそのとき遠くから芦田愛菜がかけてくる電話がとにかく泣ける。
最終的に施設に引き取られたというところで話は落ち着くが何年後かの喫茶店で芦田愛菜と松雪泰子が再開した様子を連想させる終わりにささやかな希望を抱けた
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