TEAMのあらすじ・作品解説
TEAMは1999年10月13日から12月22日まで、水曜日の21時からフジテレビ系で放送されていたテレビドラマで1話完結の作品である。脚本は「踊る大捜査線」を手がけた君塚良一。 文部省から人事交流でやってきた草なぎ剛演じる風間勇助と、西村雅彦演じる警視庁の刑事丹波肇が少年犯罪に立ち向かう姿を描いている。性善説を信じる風間と、少年の犯罪によって被害者となった妹を持つ丹波が反発しあいながら事件の真相に迫っていく。当時増えつつあり社会問題にもなっていた少年犯罪をリアルに描いた作品で、勧善懲悪ではないため、すっきりとしない結末をむかえるものが多かった。平均視聴率は13.1%と高視聴率となった。 連続ドラマ終了後、2000年から2003年にかけて、スペシャルドラマが4本制作されている。どれも視聴率は15%を超えるものとなった。 テレビドラマの初回には、後に総理大臣になる小泉純一郎が文部大臣役でゲスト出演をしている。