みにくいアヒルの子のあらすじ/作品解説

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ドラマレビュー数 1,147件

みにくいアヒルの子

4.334.33
映像
3.47
脚本
4.17
キャスト
4.00
音楽
4.17
演出
4.00
感想数
3
観た人
3

みにくいアヒルの子のあらすじ・作品解説

『みにくいアヒルの子』は1996/04/16~1996/06/25に放送されたCX系のドラマ。19年続いたドラマ枠「火9」の第1弾作品。 地元北海道で小学校の教師をつとめるガースケこと平泉玩助が、東京に引っ越してしまった教え子の自殺に心を痛め、1年後自身も東京の小学校へ赴任し、生徒達と共に成長していく物語。最初は見た目があまり良くない新参者のガースケを毛嫌いする女子を中心にクラスでの風当たりは強かったが、ガースケの真っ直ぐな思いや言葉に心を動かされ、生徒達も次第に理解を示し歩み寄るようになり、クラス全員がガースケのことを好きになるまでとなった。 主演のガースケを演じるのは岸谷五朗、ガースケが想いを寄せる幼馴染のマチャコを常盤貴子がそれぞれ好演した。 平均視聴率は17.2%で、1997/04/01に春休みスペシャル、1998/03/31に涙の卒業スペシャル、2003/04/11に涙の再会スペシャルが放送され、多くの視聴者から愛されたドラマとなった。

みにくいアヒルの子の評価

総合評価
4.334.33
(3件)
映像
3.473.47
脚本
4.174.17
キャスト
4.004.00
音楽
4.174.17
演出
4.004.00

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みにくいアヒルの子の感想

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体当たりの先生と素直な生徒たち

ドラマ名から引き込まれる、感情豊かな学園物語みにくいアヒルの子は、子供の頃、あまりドラマを見せたがらなかった母が珍しく家族で見ることを許したドラマだ。題目からして特徴的で目をひいたことを覚えている。美しい大人へと成長していくために、笑ったり泣いたりドロにまみれたりと、周囲ともみ合って過ごしていく子供達の姿をアンデルセンの童話であるみにくいアヒルの子に見立てて描いたセンスある題目である。もちろん、子供達は自分がみにくいアヒルの子であるとは思っていないし、言われたところでいい気はしないだろう。大人になって初めて、アヒルの子として過ごした時間がいかに大切だったかを思い知ることになる。そんなことをドラマを観る前から感じさせられる。学校に子供が通う以上、そこで子供達を成長させるのは先生だ。私もこんな先生に出会えていたらとつい思ってしまう、どこまでもまっすぐで体当たりで子供と向き合う愛されるべき先...この感想を読む

4.54.5
  • sakanasakana
  • 455view
  • 2077文字
PICKUP

教育に取り入れて欲しいドラマ。

このドラマが放送されていたとき、私はまだ子供でしたが子供の目線で見ることでとても学ぶことの多い内容のドラマだったと思います。岸谷五朗さん演じる教師とその生徒たちの学校生活をテーマにしていましたが、生徒ひとりひとりの悩みや葛藤を教師と向き合うことで解決して行きます。金八先生みたいな感じではあるんですが、もっとフラットな気持ちで見られるドラマです。しかし、いじめや親の育児放棄のような現代社会でも問題になっていることが描かれているため、今の教育に必要なことが沢山詰まっている内容です。今の小学生、中学生くらいの世代に是非みてもらいたいドラマだなぁと私は思います。けれど、現代ドラマの規制も厳しくいじめのシーンは流すことが出来ないなどありますが、わたしはあえてテレビで流すことで大人がいかに子供に教育するかが大事なのだと思います。みにくいアヒルの子というタイトルも、とても考えさせられるのではないでし...この感想を読む

4.04.0
  • foomyfoomy
  • 762view
  • 512文字

今の時代にも見てほしい、教師ドラマ

岸谷五郎主演のいわゆる教師ドラマです。生徒役で、今や人気俳優となった伊藤敦司さんも出演されています。北海道の田舎にある小さな学校で教鞭をとっていた主人公「ガー助先生」が一転東京の大都会の小学校へ赴任することから物語は始まります。一見型破りなガー助が、生徒や他の教師の反感を買いながらも様々な問題を解決していく様が、とてもドラマチックに描かれています。昔の教え子がいじめに苦しんで自殺するという悲しい過去を持つガー助が、「二度と生徒を死なせない」という気持ちで、新たな学校で起きたいじめ問題にも身体をはってぶつかっていくエピソードは涙なしには見られません!だいぶ昔のドラマなのですが、子供を取り巻く問題というのは昔も今も変わらないなぁと思うドラマです。たとえば、あるエピソードでは私立中学校受験のために大好きや野球を続けなくなった少年が出てきます。また、歌うことが大好きで将来を夢見ているのに、人前...この感想を読む

4.54.5
  • おみおみおみおみ
  • 421view
  • 639文字

みにくいアヒルの子の登場キャラクター

沢木茂

よみがな:さわき しげる 年齢(作品時):21歳 身長:177cm 特徴:元々軽い気持ちで教師という職業に就いた経緯の関係で、赴任後はやる気のなさが目立つ 癖:クラス内の問題が発生した時は胃痛に悩まされる。 物語上での目的:玩助との出会いで教師としての自覚に目覚めていく

松永まさ子

よみがな:まつなが まさこ ニックネーム:マチャコ 年齢(作品時):24歳 身長:162cm 特徴:一方的に迫ってくる玩助に困惑している。 特技:美容師

平泉玩助

よみがな:ひらいずみ がんすけ ニックネーム:ガースケ 年齢(作品時):31歳 性格:正義感が強く直情的な面がある。上京したまさ子を追って東京へ。 趣味:ピアノ演奏ができる トラウマ:前学校の生徒清。父の無理解や継母からの冷たい言葉があり、学校でいじめにあった末、マンションから飛び降りてしまう。

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