交響詩篇エウレカセブンの感想一覧
アニメ「交響詩篇エウレカセブン」についての感想が8件掲載中です。実際にアニメを観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
有名だが、賛否両論わかれる作品
ロボット&ボーイ・ミーツ・ガール&哲学『交響詩篇エウレカセブン』はボーイ・ミーツ・ガールをメインに据えたロボットものであり、その主題には哲学を取り入れているという。前半部分に関しては納得できる人が多いが、後半部分について疑問を浮かべる人も多いだろう。『交響詩篇エウレカセブン(以下、エウレカ)』を全て観終えた人たちの間も、哲学云々については意見が分かれる。ちなみに筆者は哲学関係に全く造詣がなく、『エウレカ』の隠された主題がどうこうと言われても全くピンとこなかった。正直なところ、前知識もなく『エウレカ』を視聴した感想は、『新世紀エヴァンゲリオン(以下、エヴァ)』に似ているな、に尽きた。少年の成長、ボーイ・ミーツ・ガール、意志を持つロボット、ロボットの覚醒…と、要所要所で『エヴァ』と共通点が多く、雑なオマージュとすら思っていた。しかし、ここもファンの間では意見の分かれるところで、オマージュと...この感想を読む
中だるみとカタルシス
約50話にも及ぶ長編ロボット物シリーズです。主人公であるレントンが少し変わった少女、ヒロインであるエウレカに出会うというボーイミーツガール物であります。様々な世界の事情や他の登場キャラクターたちの人間関係ももちろん存在していますが、基本的には彼らの成長物語だと言っていいでしょう。50話にも及ぶ長編ですが、最後まで見れば見て良かったと思うことは間違いありません。しかしながらこうも長いと途中で中だるみしてしまうのもまた事実です。特に主人公であるレントンは序盤と終盤ではお前本当に同一人物かというくらい性格が違います。それだけレントンが成長するということでもあるのですが、その反面序盤のレントンのヘタレっぷりにやきもきしてしまうことも少なくないでしょう。それでも途中のいまいちな部分にも耐えて、最後まで見たら最高のカタルシスを感じられるのは間違いありません。
エウレカも良いけど・・・
アネモネが全部最後持って行きましたよね?w48話の「もし、この戦いが終わっても生きていいって言われたら、小さな鏡を一つ買って微笑む練習をしてみよう」、から始まるアネモネの語りで、ウルっとしましたね。これまで、ドミニクに対して、傲慢、高飛車、やりたい放題な我侭で、正直最後まで、ウザいなこの女、と思ってました、敵ですし。ですが、このシーンで一気に好感が上がりました、上がりすぎて一気に大好きになりました。更にこの後、ドミニクが大好きな自分の心に気付いて。初めて抱いた好きという気持ちに気付けた次の瞬間、ジ・エンドが攻撃をしてしまい、その攻撃の巻き添えを食ってしまって、あ、やっちまった、、、と思ったの・で・す・が!ここで死んだら救いも無いですが、ちゃんと生きてましたね。そんで、またこの後が熱い。アネモネに対していつも弱気なあのドミニクがとても男らしく、アネモネに告白をするシーン。「もし、この戦い...この感想を読む
ストーリーがデカイ
この作品を見た感想を書きたいと思います。このエウレカシリーズについては知る方には目にするのではないかと思いますので実際にどのようなのかを見てみたいと思いましたので感想を書きます。このエウレカを初めて見たのですが、なかなか難しいように感じました。ですが、この主人公でもあります「レントン」が世の中に対しての不満から始まるのです。ですが、一つ状況が変わる事でこのレントンにも分岐点が出てくるものではなのです。私は、このレントンシリーズには想像力が高く見ていければ良いのではないかと思います。このシリーズにはまだまだ知らない事があるのでどのような形でいくのかを見ていければ良いのではないかと思います。
時代が変わったのだなと思った作品です。
いい年をしている、おっさんです。このアニメは5,6年前に見ました。映像、動き、メカが新しい世代になったんだなと初めて感じた逸品です。何度か歯抜けで見てしまったので、機会があれば、ゆっくりみたいなと思います。エウレカの不思議な感じと、レントンのヒーロになりきらない当たりの、微妙なミスマッチも印象的でした。メカに関しては、メカ自身も意志を持つようで、エヴァンゲリオンなどでも同じように操縦者の意のままに動かないというものです。このタイプは、ガンダムなどと違い、パイロットの腕というより、メカとのシンクロが大切ですね。キャラは、一言でいうとおしゃれですね。軍団、軍団していません。ちょい悪風味です。
前彼に感謝!
前に付き合っていた人の影響で見きっかけとなりました。初めはそこまでハマると思ってなくて、レントンがエウレカの空っぽの心を埋めていって純粋な恋愛と大人たちの恋愛と戦争とぐちゃぐちゃのように見えてかなりストーリー的にもハマって、月光号の中で最初レントン受け入れてもらえなかったりエウレカのことが大好きな3人の子供たちにレントンゲロンチョ呼ばわりで、エウレカに似たように作られた子もいてそれが敵になるけどその子もかわいそうで、エウレカと心を一つにしたときニルバーシュに乗れて動くエウレカ一人の力じゃニルバーシュには、いっときしかのれなくて、レントンの純粋な気持ちに心打たれる作品です。
全力で「きみが好きだから!」って叫んじゃう感じ
退屈な日々に絶望するばかりの少年の前に突然現れた不思議な少女、その子に出会って変わろうとする少年。しかし少女には世界存亡にかかわるような秘密があって…という、いわゆるセカイ系ボーイミーツガールな物語。主人公レントンが一巻の時点では己の力不足を嘆き環境に文句を垂れる「ただのガキ」感でいっぱいなのですが、あーでもこの位の男の子とはこういうものだよなと思います。年相応に色々悩んでうじうじして立ち止まったりしてしまいがち、そんな彼の行動理念は「好きになった女の子のためにかっこよくありたい」「好きな女の子のために頑張りたい」というもの。甘酸っぱいような苦いような物語です。
音楽好きな方にもオススメです。
アニメ好きだけではなく、音楽好きな方でも楽しめると思います。劇中曲やタイトル、キャラクター名前など音楽好きな方ならおぉ!?と思う箇所が随所に出て来てテンション上がります!また、色々なアニメのオマージュ的な(?)シーンもあり見てい飽きません。主人公のエウレカ…かわいいです…声も話し方も顔も個人的にはパーフェクトです。ただのロボットアニメではなく、思春期、成長、甘酸っぱさと身近なものから哲学的な要素まで幅広くストーリーが描かれています。見てみて損はないですし、騙された感もないと思います。実は私、ロボットアニメはあま見た事もなく、興味もなかったんです。興味本位で見てみたところ…ハマってしまいました!というアニメです。