高校デビューのあらすじ/作品解説

高校デビューのあらすじ・作品解説

高校デビューは2008年まで別冊マーガレットで連載されていた河原和音の漫画。全13巻、続編となる-遠恋編-も2冊発行された。2011年実写映画化。主人公の長嶋春菜は中学時代部活一筋の生活を送っていたが、素敵な恋愛をしようと高校からデビューすることを決意する。しかし、自分なりにがんばってみるものの全く彼氏ができる気配はなく行き詰まりを感じていた。そんな時、高校の先輩で男ウケの分かる小宮山ヨウと出会い、絶対に彼を好きにならないという条件で「モテコーチ」をしてもらうことに。春菜とヨウ、その周りの友人達との高校生活を恋愛や友情を織り交ぜながら描く作品である。実写映画では春菜役を大野いと、ヨウ役を溝端淳平が演じ、モデル出身の大野いとのデビュー作となった。初日3日間で22,474人を動員し、映画観客動員数ランキングで初登場第11位を獲得。またぴあ初日映画満足度ランキングでは1位を獲得し、高い評価を得た。

高校デビューの評価

総合評価: 3.883.88; (4件)

画力: 4.134.13

ストーリー: 3.503.50

キャラクター: 3.883.88

設定: 3.753.75

演出: 3.883.88

評価分布をもっと見る

高校デビューの感想

投稿する

がんばる晴菜に私も恋した

全力投球はウザくない最初に1巻に出会った時は、晴菜がとにかく全力で恋に挑んでいるので、ちょっと暑苦しいなと思っていました。だけど、読んでいるうちに、晴菜ってかわいいなーって…読者が恋するよ。素直で、一生懸命で、人の悪いところとか考えてなくて、優しくて。体がちょっとごついくらい、なんだよって思うよね。中学校で全力でソフトボールをやってたことは、彼女にとっての誇りで、恥ずかしいことなんかじゃない。こんなに強くて優しい女の人、魅力にあふれすぎている。高校に入りたてのころは、彼氏をとにかくつくりたい・ナンパされてみたいとあまりにがっついていたし、男の人に免疫がなくて危なっかしかったけど、ヨウと付き合えるようになって、リア充の悩みとかも理解できるようになって、余裕が出てきた。そしてモテ始める晴菜。適度に力が抜けて、どんどん女の子になっていく晴菜は、もともと優しくて魅力的だったし、それに気づいた男た...この感想を読む

4.54.5

betrayer
2017/03/21

470view
3083文字

PICKUP

中学まで部活にすべてを捧げた主人公は高校入学を機に「モテ」にすべてを捧げる！

主人公長嶋晴菜は中学校の頃はソフトボール部に所属し全てを注ぎ込んだ部活女子であった。しかし部活帰りに少女漫画を読むことも楽しみであった。そんな彼女は高校入学を機に今度は恋愛にすべてを注ぐことに決めた。しかしそんな彼女の高校生活はひっちゃかめっちゃか。ナンパ待ちをしようと街へ繰り出すがパーティーに出るのではなかろうかというようなド派手かつ全然似合ってない格好で道行く男子をドン引きさせてしまう始末（笑）。研究熱心で素直に貪欲に取り組むところが彼女の良さだがその良さが明らかに裏目に出てしまう…。このままじゃ駄目だとソフトボール同様恋愛にも優秀なコーチが必要だと思う晴菜はひょんなことから一つ学年が上の小宮山ヨウに出会う。頭がキレておしゃれでイケメン。一見クールで愛想がないような彼だが人一倍熱く不器用ながらも心優しい一面も見せる。まさに女子がキュンキュン！してしまう男子だ。彼にコーチをしてくれな...この感想を読む

3.53.5

セミ
2016/02/28

74view
607文字

どんなレベルなのか不明

実際に高校デビューをここまで気合入れてやっている人なんていないと思うし―晴菜みたいにいい子だったら、彼氏すぐできると思うけどーでも、なんでかキュンキュンなんですよね！ヨウのキャラがヤバいからかな☆漫画だから、イケメンという顔の話は置いとくけれど、あんな風に面倒みられて構われたら誰でも好きになっちゃいますよね（＾＾；結局は、２人が結ばれたからいいものの、あそこまで構っておいて、「好きになるな！」は反則！晴菜の事受け入れていなかったら、ただのチャラ男だよ。設定として、どんな設定なのか分からないけど、ヨウ、朝丘、史也、晴菜、真巳、麻美、松阪が同じ高校に通っていることが不思議でしょうがない・・・恋愛を頑張る漫画だから、勉強面についてはあまり描かれていないけど、どんなレベルと想像すればいいのか。大運動会みたいなのが盛大に開催されていたので、スポーツ専攻の学校とか？でも誰も運動部所属してないよね・...この感想を読む

3.53.5