友達100人できるかなのあらすじ・作品解説
「友達100人できるかな」は月刊アフタヌーンにて2009年より掲載されたとよ田みのるによる漫画である。単行本は全5巻発売されており、「ラブロマ」、「FLIP-FLAP」に続く作者の3作品目の連載である。 物語のスタートは2009年、主人公は柏直行(かしわなおゆき)といういたって平凡な小学校教師である。出産間近の妻、幸世の入院に慌てて病院へ駆けつけるが、病室の中には宇宙人がいる。彼らの「規約」によれば地球人に愛があれば、現在進行しようとしている地球の侵略をやめるという。その愛を試すための被験体となった直行は、1980年代のパラレルワールドに当時の小学3年生の姿になって送られる。地球を守るためには、小学校卒業までに友達を100人つくらなければいけないのである。果たして、友達を作ることはできるのだろうか。人との絆や友情に溢れ、作品中に散りばめられた数々の言葉によって心が癒やされる作品となっている。
友達100人できるかなの評価
友達100人できるかなの感想
友達100人できるかな♩
「友達100人できるかな」は複雑な事情をかかえた主人公の柏直行(36歳・教師)が、人類滅亡を阻止するため、地球には愛があるということを証明するために、過去にタイムスリップして、小学校卒業までに友達を100人つくることを目指すというあらすじの漫画になっています。気持ちは36歳のまま、過去に戻っているので、見た目は若くても気持ちは落ち着き切っている直行。友達を作ろうと試行錯誤しますが、すぐに「直ちゃんてなんか白けるんだよね」と言われてしまいます。気持ちは大人の主人公が、普段すっかりわすれてしまっていた子供らしさを思い出しながら友達づくりに励むという設定がなかなかおもしろかったです。今後が楽しみな漫画です。