1度は読んでほしい作品
とにかく主人公の空想が面白いです。何か嫌なことがあったり嫌なことを言われても、態度が悪くなったり悪口を言うことはなく空想に変えてしまうのが凄いと思うし面白いです。だから、他人の心の声が頭の中にはいってくるという能力をもっていて、他人とあまり関わらないように壁をつくっていた光正が木絵(主人公)の空想のとりこになるのが凄くわかります。光正の兄弟の茂子と和正も光正と同じ能力を持っていて、2人も木絵の空想のとりこになります。恋愛に慎重だった茂子も、木絵の空想のおかげで積極的になったり、和正も意地悪ばっかりしていたけど素直になったりと、空想が元気をくれたりしていて読んでいて心が和みます。ほんとに木絵の空想は想像より上をいくので、楽しい時や嬉しい時はもちろん、悲しい時とかライバルが出てきても、吹き出してしまうような空想をするので読んでいる私も、もっと木絵の空想がみたいと思ってしまいます。それにほとんどの少女漫画は主人公は可愛いのが定番なのに、この作品は平凡でどこにでもいそうな感じがまたいいと思いました。まだ完結していないのでこれからの話の続きも気になるし、木絵の空想がまだまだみれるのでとても楽しみです。
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