加藤鳴海のプロフィール
本名 | 加藤鳴海 |
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よみがな | かとう なるみ |
ニックネーム | 自動人形にとっての「悪魔」と表現される |
年齢(作品時) | 9月生まれの19歳 |
性別 | 男性 |
性格 | かつては勝同様に気弱な性格で、母親が第2子を妊娠、兄となる自覚から「強くなりたい」と拳法を習い始めたが、結局は流産、以後の妊娠も望めぬ体となったことで絶望を覚えたものの、師匠の言葉でどこかに生まれ変わったであろう弟妹のために拳法を続ける決意を固め、現在に至る。それゆえ子供たちに対する愛情は深い |
特徴 | 直情的な熱血漢 |
特技 | 中国武術(形意拳)の使い手 |
物語上での目的 | ゾナハ病をばら撒き人々を苦しめる自動人形と壮絶な戦いを繰り広げる |
病気 | 人を笑わせないと生きていけない「ゾナハ病」に罹っていた |
その後 | エレオノールと共に二人だけのサーカスとして世界を回っている |
からくりサーカスの他の登場キャラクター
からくりサーカスの感想
フェイスレスの矛盾
尋常じゃない伏線さすがにこの漫画を超えるほど、複雑に入り組んだ設定の物語を見つけるのは難しい。それくらいに大風呂敷なこの漫画だが、よくたたみきったものである。そしていちいち熱い展開、華々しき散り際、凍りつく絶望感、中だるみの黒賀村……このあたりが、読んだ人の大体で一致する感想だろう。黒賀村に関しては、コミックで一気読みする分にはそこまで気にはならないけれど、連載中は間違いなくキツかっただろうなと予想される。あの辺、実は伏線的にもあまり意味がないターンであり、その後の伝説の「ぜひっ」に繋がっていることを除けば、まるまる消してしまっても構わないくらいだ。当然その「ぜひっ」のインパクトが凄かった以上、存在価値はあったのだが、できればテンポよく、伏線とも混ぜて欲しかったかもしれない。と、早速黒賀村の文句になってしまったが、ようするに他は素晴らしかったという話でもある。とりわけキャラの散り様は半...この感想を読む