からくりサーカスの名言/名セリフ

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漫画レビュー数 3,135件

からくりサーカス

4.504.50
画力
4.38
ストーリー
4.38
キャラクター
4.38
設定
4.75
演出
3.63
感想数
4
読んだ人
10

からくりサーカスの名言

からくりサーカスの名言集です。現在16件が登録されています。

笑うべきと分かった時は、泣くべきじゃないぜ。

加藤鳴海

絶望していたまだ精神的に幼いころの勝に鳴海が言った言葉

幸せが似合わない人なんて、いない。

才賀勝

主人公の友人(女の子)が「いつまでも私にはお花畑は来ないのよ」。 お花畑とは彼女の中で、幸せのことであり、そして「私にはお花畑なんて似合わないもの」と寂しげに諦めて笑った彼女に放った台詞。

自分の命が惜しくねえヤツにゃ 他人の命の重さなんぞ、絶対にわからねえよ!!

加藤鳴海

さらわれた勝少年を助けにからくり屋敷に侵入した鳴海としろがね。ところがしろがねは罠にはまり落とし穴に落ちてしまう。その手を引っ張り、助けようとした鳴海に「手を離せ」と迫るが、鳴海のこの言葉で絶句する。

大切な人を守って…守り抜いて、ずっとその人を愛するがいい。自分の持ち時間は決して憎むことに使ってはいけないよ。 愛することに使うんだ。

ルシール・ベルヌイユ

自分の子供の仇と相討ちになり、死亡したルシールが、戦いの中で昏睡状態になったナルミ(主人公)の夢の中に現れ、「(復讐に取り憑かれた)自分のようにはなるな」という思いを込め、この台詞を残して消えていく。

この世の中に生まれた者は、誰のものでもないんだよ。誰の操り人形でもなくて...したいことは全部ちゃんと自分で選べるんだ。

才賀勝

自動人形(意思を持つ機械人形)のグリポンが、製作者に役立たずとして壊され、「自分は彼に作られた、彼の所有物だから、壊されても仕方ない」と言った際、主人公の勝は彼をこう諭した。

人間がみんな「昔」を背負って、「今」を生きなきゃなんないなら、この世は幸せになっちゃダメな人間だらけじゃないかァ!!

才賀勝

才賀勝が、過去の悲しい思い出を引きずって幸せを拒み続ける加藤鳴海へ送った言葉。

愛されたからって、そのヒトを一番に愛するとは限らないんだよ。

フェイスレス

屈折した愛情を持つフェイスレスが、自分に好意を寄せるディアマンティーナを殺害するときに発した。

ぼくがガマンしたから、あの人の笑顔が守れたんだって。

才賀勝

才賀勝がラスボス・フェイスレスとともに死を覚悟した時に、自らも想いを寄せるヒロイン・エレオノールを加藤鳴海に譲ったことを誇りに思いつぶやく。

ちゃんと生きてちゃんと死ぬのが、ぼく達の役目だ!

才賀勝

フェイスレスに分解されて投げやりなグリポンに勝が言う台詞

今に生きてる人をがんじがらめにして、幸せを求める気まで奪っちゃうのは過去の糸だ!現在(いま)を生きるためには過去の糸にあやつられちゃダメなんだ!

才賀勝

最終巻83幕で勝がカピタン・グラツィアーノとの交戦中に放つ台詞。

だって僕は『自分を信じている』もん。 自分を信じて『夢』を追い続けていれば、夢はいつか必ず叶う!

フェイスレス

自身の野望を、そんなものはうまくいかないと主人公に否定された際に反論として放った台詞。

キツい時には「助けて」とどなれ! ハラが立ったら悪態をついてやれ!! おとなしくかっこつけてあきらめんな、 あがいてあがいてダメだったらそん時ゃ・・・・・・ にっこり、笑うしかねえけどよ。

加藤鳴海

誘拐された子どもを助けた加藤鳴海共々殺されそうになった際に、自分1人だけが死ねばよかったのに、と助けてくれた加藤鳴海を思い泣く子どもにかけた言葉。

心して聞きなさい、子供達よ。「自分の命と明日」その重みを…ナイフはそのちっぽけな刃にのせているのです。

才賀しろがね

主人公の勝をいじめていた子供達が、しろがねと同級生を脅すためにナイフを向けたシーン。容赦なく子供達を打ちすえた後の言葉。

死を必すれば則ち生く 根性をきめればたまにゃあ行きのこらぁ

加藤鳴海

相続がらみの事件でさらわれた勝を助けに行き、拳銃をもった悪党の前で余裕の表情で言ったセリフ

きっと「進化」の反対の言葉は「無変化」。 でも、僕は変わっていってるよ。

才賀勝

勝が黒賀村で天才児コースの木戸さんに進化について言われた後の勝の答え。

ツラいコトやイヤなことは、唐突に、急にやって来るんだよね…。 それに対して心も、何も準備してないのにさ……。 でも、それから逃げられないってわかったら、その時をいっしょうけんめ、やるしかないんだね。

才賀勝

一度は逃げながらも、大切な人を守るために戦いに赴く才賀勝の決意を表した台詞。

からくりサーカスの感想

フェイスレスの矛盾

尋常じゃない伏線さすがにこの漫画を超えるほど、複雑に入り組んだ設定の物語を見つけるのは難しい。それくらいに大風呂敷なこの漫画だが、よくたたみきったものである。そしていちいち熱い展開、華々しき散り際、凍りつく絶望感、中だるみの黒賀村……このあたりが、読んだ人の大体で一致する感想だろう。黒賀村に関しては、コミックで一気読みする分にはそこまで気にはならないけれど、連載中は間違いなくキツかっただろうなと予想される。あの辺、実は伏線的にもあまり意味がないターンであり、その後の伝説の「ぜひっ」に繋がっていることを除けば、まるまる消してしまっても構わないくらいだ。当然その「ぜひっ」のインパクトが凄かった以上、存在価値はあったのだが、できればテンポよく、伏線とも混ぜて欲しかったかもしれない。と、早速黒賀村の文句になってしまったが、ようするに他は素晴らしかったという話でもある。とりわけキャラの散り様は半...この感想を読む

4.04.0
  • ダブルピースダブルピース
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