モンサントの遺伝子操作
2012年公開のマーク・ウェブ監督のスパイダーマンのニューフェイス、前作のサム・ライミ監督が降りてから、どうなるかと危ぶまれて置いて置かれた作品。 監督が変わるとこんなに変わるのかと見える事請け合い。ホラー物が得意なライミ監督のときより、今のウェブ監督のスパイダーマンは線の細い柔らかな青年に仕上がっています。 今のスパイダーマンは初めは普通の人間として、父親の研究課題を探し当てて、それが何を意味するのかと父の同僚に尋ねます。良くある事ですが、父の同僚は芳しくない事をたくらんでいると言う、アメリカ映画の定番の模様をしましています。いうなれば水戸黄門の印籠話のようです。 不思議な事ですが、アメリカ国内でも遺伝子操作に対する不安がニュースでは語られています。今回のスパイダーマンも遺伝子操作された蜘蛛が原因で、体質が変わってしまうと言う事象が映画の話のエッセンスでやはり、人間は科学に対する漠然とした不安があるのだなぁと思いました。
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