あなたのことはそれほど こうきと麗華の気持ちの考察と感想。二人はどうなる? - あなたのことはそれほどの感想

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あなたのことはそれほど

4.004.00
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あなたのことはそれほど こうきと麗華の気持ちの考察と感想。二人はどうなる?

4.54.5
画力
5.0
ストーリー
4.5
キャラクター
4.0
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4.5
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4.0

目次

あなたのことはそれほど こうきの気持ちの考察


こうきは、麗華にコンプレックスがあるように感じました。


赤ちゃんが産まれることで、麗華がどんどん、母親になっていくのに、

自分は気持ちが追いついていない感覚があったのではないかと思います。

この気持ちって、妻が第一子を妊娠している男の人って、

どこかしら皆さん感じるのではないでしょうか。

で、どことなく寂しさや不安に押しつぶされそうになり、三好と浮気してしまったのではないでしょうか。

弱い!

はじめての相手同士なので、記憶に残ってはいただろうけど、こうきサイドからすれば、
たまたまミツがタイミングよく現れただけで、気持ちは一切なかったと思います。

だからこそスパっと切れたはず

でも、こうきは情にもろいタイプだと思うので、ミツがもっと普通に接することができたら未来は変わったのでは?とか思いました

怖かったもんね…

女性は、お腹の中で子供がどんどん成長していくし、自分の体調や身体の変化もあるので実感しやすいですが、男性はそうもいきませんよね

ただ、愛の形はそれぞれなので

麗華とあこしゃんの大切さを実感したでしょう。

この後はもう、浮気はしないでほしい…。

改心したことを願います

あなたのことはそれほど 麗華の気持ちの考察


一番、4人の登場人物の中で人間らしく感じました。

結構早い段階で気づいていたと思いますよね、多分。

気づかないふりをしていたのでしょうか。

こうきは、昔からモテるから慣れているのか、

どしっと構えていましたね。

でも、気持ち的にかなり辛かったでしょうし、

今後信じられるのだろうか?とも思います。

なんだかんだ、こうきの方が麗華に依存しているように感じる見方も多いかと思いますが、私はお互いに依存しているな。と感じました。

麗華は、こうきがいないと無理だと感じているからこそ許したんだと思います

実家の問題から、麗華を救ってくれたのもこうきだし、

こんな私を愛してくれてありがとう。って

自己評価の低さを感じます。

一度の浮気で壊れないくらいの絆の強さともとれますよね。


あなたのことはそれほど 結末の感想 麗華とこうきはどうなる?


個人的にはすごく納得のいかない終わり方でした。

でも、いくえみ綾先生らしい終わり方だったな~と感じます。

いくえみ綾先生の作品って、納得のいく終わり方になることが少ないです。

なんとなく、もや~んとした気持ちが残る。

popsとか、IloveHerとか、昔の作品は結構ハッピーエンドだったのですがね。

でも、これがいくえみ綾先生らしさですかね。

で、


で、いくえみ綾先生の作品って文字での心理描写が少なく、絵や雰囲気での表現がほとんどなので、

読んでいる人の考察も人それぞれ違うような気がします。


個人的に、

いくえみ綾先生の今までの作品とは、少し変わった印象を受けました。

いくえみ綾先生の今までの作品って、登場人物などの設定はダークだったりしますが、ところどころ光を感じる部分があるのです。

ですが、私がいてもいなくてもは、ずっとダークな印象を感じました。

いくえみ綾先生の今までの作品とか、雰囲気や醸し出すオーラが違ったので、なんでこのテーマにしたのだろう?

とか思ったけど、

当時の時代背景としては、

ゲス不倫とか、昼顔とか、浮気、不倫、w不倫とか

問題になってましたもんね。

いくえみ綾先生の作品って、

・麗華のような一見、一重まぶたのしっかり女子

・みつのような、天真爛漫な女の子

が、

こうきのような、チャラめのモテ男子に恋をするパターンが他の作品でもあります。

大体、みつ的女子とこうき的男子がくっつき、

麗華的女子は見守る。といった作品が多かったので、

今回もそのパターンかと思っていましたが、

期待を裏切られましたね。

麗華とこうきは、よっぽどの問題がない限り、

このまま夫婦で仲良く暮らしていくのだろうと思います。

正直納得いかないですけど…

だって、浮気したのに、

ちょっと子供と会えないだけで許してもらえるなんて…

ありえなくないですか?

個人的には、甘すぎるでしょ!と思う。

みつも、何もしてないりょうたも全部失ったのに…?

せめて今後は家族に貢献してほしいですね。

でもこれがいくえみ作品らしさというか。

納得できない部分もあるんだけど、光も見えるというか。

世の中で「正しい」とされていることがすべて正しいわけではない。

と言われてるような気分になる。

きっとこれがベストなのでしょう。

あなたのことがそれほど。の作品から伝えたかったことは何でしょう?

夫婦の絆の強さ?

愛とか依存とか恋とかのカタチ?

人に執着することの怖さ?

現代の恋愛の自由感?

愛の脆さと愛の強さ?

なんだろう。

いくえみ作品から伝わることって、言葉では言い表せないことが多いですよね。

とりあえず、思ったこととしては、

結婚は妥協してはいけない

家庭をもった男性に本気になってはいけない

結局、男は、妻が一番なのである。

エゴと愛するは違うんだ

ということを学びました。

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