細かい部分に感動！心が動かされました - けいおん！！ 2期の感想

個性豊かなキャラクター！

けいおん！！の魅力といえば、やはりキャラクターですよね。

女子高生が日々練習に励んだり、お菓子を食べたり、おしゃべりしたり・・・。

みんな見た目も性格もばらばらで、とても可愛いですよね。私はクールでミステリアスで、でも気が弱いところもある、澪が一番好きでした。私も見た目がツンツンしていて気が強そうだと言われますが、本当は弱虫だからです。澪が一人で海に行って歌詞を書いているシーン、女子高生とは思えなくほど大人びて見えてとても憧れました。律が風邪をひいてしまったときに「やれやれ」というセリフがありました。そんなセリフ女子高生が言うか？と思いましたが、そんな細かいシーンが大人っぽさを演出しているんだろうな、と思います。きっと澪は女子ウケするに間違いありません！その他では、唯の妹である憂が好きです。姉妹のやり取りを見ていると、私にも妹がいるので、わかるわかる～！と思うこともしばしばです。アニメを観てから影響されて、少し妹に優しくできるようになった気がします。憂のクラスメイトが出る回も見どころですよね！あの回は何気なく見ていましたが、女子高生らしさが本当に可愛くて、神回の1つだったと思います。

大きな事件やスリルなどはそれほどありませんが、毎週放送を見る度に、ほっこりするような気持ちになり、癒されていました。通常、学園もののアニメといえばイケメンやメガネ男子などが登場し、恋愛を描いたものが多い気がしますが、けいおん！！の舞台は女子高ということもあり、基本的に男キャラは出てきませんね。だからこそ、映画化されるほど人気がでて、男女ともに愛され続けているのかな、と思います。

1期から続くストーリー

1期では高校に入学して、バンドを初めて組んで、初めてギターを買って、初めて学園祭ライブをして、初々しい部分が見どころだったと思います。唯が入学式でそわそわしている姿、なんだか親近感がわいてこっちまでそわそわしてしまいました。2期では唯もすっかり先輩らしくなりますが、相変わらずのんびりとした天然キャラですね。それでこそけいおん！！の醍醐味だと思います。1期から変わらず、まったりとした変わらない日々を描いていることが、このアニメの魅力的な部分で、私はこの雰囲気がとても好きです。

音楽のクオリティの高さ！

このアニメ、何より音楽が最高ですよね！

アニメのためだけに作られたとは思えないようなクオリティの高さです。アニメの中で演奏される音楽はもちろん、オープニングやエンディングで使われる曲も素晴らしいです。オープニングの「GO! GO! MANIAC」はアニメのオープニングにふさわしく一気にテンションが上がる曲で、アップテンポでボーカルも演奏もかなりかっこいいです。他にはアニメの中で流れる「天使にふれたよ」、私が一番好きな曲です。カラオケでも人気ですよね。私もよくカラオケで歌います。声優さんならではのキーが高くて難しい曲もありますが、この曲は比較的歌いやすいので、是非歌ってみてください！ちなみに「GO! GO! MANIAC」を歌ってみたときは、撃沈でした・・・。

コピーバンドでもけいおん！！の曲は人気だそうですが、バンドをしている知人の話によると、けいおん！！の演奏はかなり難易度が高いとのことです。通常なら初心者の女子高生が頑張ってもあんな短期間では演奏できないはず、ということでした。その点はアニメの中なので仕方ありませんね。ですので、影響を受けて楽器を始めてみても、けいおん！！の音楽を演奏できるようになるまではかなり努力をしなければならないと思います。実際、私も澪に影響されてベースを買いましたが、難しすぎてほとんど弾けずじまいです・・・。「天使にふれたよ」のイントロ部分でギブアップしてしまいました。それほど、クオリティの高い音楽だということでしょうね。

大切な時間、放課後ティータイム

音楽に対し、ひたむきに頑張る姿が印象的ですが、たまには（というより毎日？）部室でティータイムを楽しんでいますよね。一見、練習もせずに？と思いますが、そんな時間を大切にしているからこそみんなが仲良く、相手のことをよく知り、思いやることができるようになったのだと思います。放課後のティータイムこそ、このアニメに、この子達に必要だったのでしょうね。

最終回の、梓が最後1人だけ残されてしまうシーンでは、いつも仲良く楽しかった毎日がいつまでも続かないということ、本当に悲しく切なかったです。最後には梓のために作った曲でお別れ・・・最終回ばかりは、けいおん！！の主人公は梓だったのか？と思うほど、梓にスポットライトが当てられていましたね。最終的に感じたことは、主人公は唯だけでなく5人全員だったんだな、と感じました。

学園祭でのライブは、観ている私もその場面にいるような感覚で、心から応援したくなるようなバンドです。笑いあり涙あり。私はこのアニメに出会えて本当に良かったと思っています。友情、努力、いろいろな面で心を動かされました。