ドラゴンヘッド 世界異変作品
ドラゴンヘッド 自然の驚異
普通の修学旅行、新幹線でトンネルをくぐる途中世界滅亡が始まる。
トンネルの外にでた光景はこの世の果ての用の光景だった。
主人公たちは廃墟と化した世界を目前に
家族が生きていることを信じて東京へと旅つ。
物語序盤~中盤
世界中が廃墟とかし、食料、衣服、住むところ。灰色の雨に謎の病気。
安全な場所のないこの世界で自分たちの家族が東京にいると信じて果敢なる道を歩いていく。
世界で何が起きたのか、荒廃した道に置いていたラジオ機器などを使い世界の現状を知った、それはまさげ人類滅亡を表すことが途切れたラジオから聞こえてきた。
ラジオを手掛かりに他の生存者を探すがやっとまともな人間と遭遇したと思ったのは生きるのを諦めかけた自衛隊であった。
主人公たちに世界の現状を伝える生き残った自衛隊員。
希望と絶望を抱きながらも主人公たちはこの世界で生きること選択する。
自衛隊員とともに世界を駆け巡り生きていける世界を探すのであった。
物語後半~究極の災害
救助される可能性に望みをかけ絶望的な状況の中精神状態はもはや極限状態の主人公たち。常に死と隣り合わせでいつまた大自然災害に襲われ命を落とすか解らない、生きる希望の無い世界で食べるものも、ここがどこなのかも、何を目的として生きていけばいいのかも解らない世界の終末のような現実を目の当たりに、生き延びた人々は人間の本質「生きるための本能」それに狂う狂気と暴力。
災害によって生まれた世界究極の災害。繰り返される大津波、大地震、大火山。
そして人間本来の「凶暴性」圧倒的な荒廃
ドラゴンヘッドの世界では世界の闇の中の闇、暗黒の世界しかありません。
生存者同市が交し合う言葉、しかしそれが生きることを選択することになるとどんなに良心的な人でも衝撃的な人格の変貌を遂げます。世界が荒廃したら、地球がおかしくなったら人は誰も太刀打ちできません。
生きることさえ無理だとこのドラゴンヘッドは訴えかけてる作品だと思います。
薄気味悪い、恐怖、支配、ありとあらゆる絶体絶命の日本、そして地球の状態。
主人公はそれでもあきらめません。
主人公の言葉にこんな台詞があります。
「人間の想像力は世界を発展させてきたものでもあるんだ。そうだ世の中はどうにでも存在することができる。そうだ僕らも想像できたはずだ。未来を。新世界を。」
主人公がどういう思いでこの意味深い希望ある言葉を持って歩んだのかは見た人にしか解らないと思います。
是非原作読んでみてください。作品の完成度が高いのもありますがこの作品のテーマ性「人間の思いが世界を暗くも明るくもする」この作者が込めた思いをぜひご拝読してほしいです。ドラゴンヘッドおすすめの作品です。
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