ガンダムだけが魅力じゃない! - 機動戦士ガンダム00 セカンドシーズンの感想

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機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン

5.005.00
映像
5.00
ストーリー
5.00
キャラクター
5.00
声優
5.00
音楽
5.00
感想数
1
観た人
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ガンダムだけが魅力じゃない!

5.05.0
映像
5.0
ストーリー
5.0
キャラクター
5.0
声優
5.0
音楽
5.0

目次

みんなかっこよくなった

ファーストシーズンからのファンとしてはみんないい成長を遂げたなと思います。特に刹那はよりミステリアスな雰囲気に磨きがかかったっていうかなんというか。20歳を迎えて大人になった感じがありましたね。見た目も変わったけど何となく考え方も少し変わっていたような気がします。とはいってもクールな見た目や言動は変わらなかったですけどね。でもそうでなくちゃ刹那じゃないですからね。そして何より私が一番嬉しかったのはロックオンがまた出てきてくれたことですね!なんとまぁ、彼に双子の兄弟がいたなんて!しかもほんとに瓜二つ!そりゃあの刹那でさえも驚くはずですよ。三木眞さんも嬉しかったと思いますよ~またロックオンを演じることができて。しかも性格とかが微妙に違うからそういう細かい違いも楽しみのひとつでしたね。ニールは24歳っていう若さで亡くなっちゃったけど、ライルにはそれ以上に長生きしてもらいたいですね。アレルヤは相変わらずおどおどした感じはあったけど、前より自分の意思をしっかり持つようになってましたね。それに髪型も変わってましたし。それもきっとハレルヤとの関係性を分かりやすくするための演出だったんでしょう。前半ほとんどハレルヤが出てこなかったから消えちゃったのかと思ったんですけど、ちゃんと出てきてくれましたね。なんだかんだ言ってアレルヤもハレルヤも好きなんで、どっちも出てきてくれたのは嬉しかったですね。

沙慈にちょっと腹が立った

というか、主人公って刹那だったよな?って錯覚に陥っちゃうくらい沙慈がものすごく出てきていた印象がありましたね。最初の方なんてほぼ沙慈がメインで登場してましたし。それになんかいけ好かないって言ったら聞こえは悪くなっちゃうかもしれないですけど、ソレスタルビーイングに入った当初の沙慈はほんと自己チューでしたよ。ティエリアが怒るのもわかる気がします。なんて言うか自分のこととか自分の回りの人たちのことしか考えてなくて、視野が狭いっていうか。簡単に言っちゃえばわがままで駄々をこねていたっていう感じでしたね。ティエリアがいなかったらきっと沙慈は変わらなかったと思います。そう考えると今回でティエリアがだいぶ変わったっていうのが分かりますね。以前の彼ならそんなことに無関心で見て見ぬふりしてたでしょうから。きっとロックオン(ニール)の存在が彼を人間らしくしてくれたんでしょうね。でもその指摘をされてからの沙慈はなかなか頑張ってたと思います。まさか刹那と共闘するとは思いませんでしたけど(笑)刹那もニールのお陰で少し丸くなったっていうか、前よりも周りのことを考えるようになったからきっと以前の刹那だったら「俺一人で十分だ」とか言いそうだけど、そんな素振りもなかったですからね。彼もなかなか成長したってことですね。ファーストシーズンではあんまり絡みのなかった二人だけどセカンドシーズンで結構濃い絡み見せてましたね。正直この二人って考え方が正反対だと思ってたので反発し合うんじゃないかと思ってたんですけど、案外お互いの考えを理解しようとする姿が見られましたね。

刹那最強説浮上

ぶっちゃけダントツで刹那が最強だと思うんですよ。だって途中体を毒に侵されて危ないって感じだったのにあれよあれよという間にそれを克服するどころか人間を越える力を持っちゃいましたからね。進化とか言ってポケモンか!って突っ込みたくなっちゃいましたよ(笑)でもこれが王道ですよね。主人公だけが異常なまでに強くなるのって。でもさすがに人間越えちゃうのはぶっ飛んでるなって思いましたけどね。だけど刹那だから許せちゃうっていうか。彼ならそれくらいまでいっても違和感ないんですよね。むしろ納得できちゃうみたいな。これがガンダムだって言えちゃうくらいなんじゃないかと思います。

マリナとは結局…?

刹那とマリナってどういう関係性になるんですかね?好き同士っていうのとはちょっと違うから恋人っていうわけでもないだろうし、見た目がちょっと似てるから姉弟的な?でもそれともまた違う感じがするし…そもそもあんまり絡みがないっていうのが不思議でしたね。一応マリナがヒロインって立場で考えるならもう少し二人のやり取りがあっても良かったんじゃないかなと思いました。基本的にガンダムって戦いの他にちょっとした恋愛模様があるのがお約束っていうイメージだったのでそれがなくて物足りなさを感じちゃいました。でも何となくなんですけど、二人は恋愛感情を超えた気持ちを持ってたんじゃないかと思うんです。いわゆる同士的な感じなんじゃないかなって。刹那の考え方が変わったのは仲間の影響もあるけど彼女の考え方も結構影響あったと思うんです。むしろマリナとの関わり自体刹那にとって大きな転機だったんだと思います。だからこそ結ばれるとかそういう次元の話でこの二人は片付けられないんだと思いましたね。それに他のキャラたちがくっついたりっていうのもあったから正直そこまでムムッとは思いませんでしたね(笑)

でも今までのヒロイン像とは違ったヒロインだったのでちょっと違和感みたいなものはありましたけど、これはこれでありということにしておきます。

リボンズがあの人でしかない(笑)

リボンズの声が完璧アムロでしかなかったと思うのは私だけなんでしょうか。声を聞いたとき思わず「アムロだー!」って言いたくなっちゃいました(笑)まさか時代を越えて再び聞くことになろうとは。古谷さんも楽しかったでしょうね。前にやったときは主人公だったけど、今回は敵としての登場ですからね。そしてキャラもちょっとクールな感じでアムロとはまた違った味が出てましたからね。それにナレーションもまんまアムロだったし。なんかダブルオーを見てるはずなのに昔のガンダムを感じさせられちゃいましたね(笑)もうそれからはリボンズが喋る度にアムロの顔がよぎって話に集中できないことできないこと。でもあれですね。古谷さんの今までされてた役って結構感情の起伏が激しいキャラのイメージが強かったので、リボンズみたいに感情があまりないっていうか、一本調子で話すっていうのがなかった気がするのでちょっと新鮮な気もしましたね。こういう役もありだなって思いました。そしてまぁ、見た目もなかなかインパクトありましたね。ちょっと宇宙人を意識したのかなっていう感じもありましたけど、ものすごくお坊っちゃんっていう感じが強かったですね。そして目力が強い(笑)ちょっと恐怖すら感じちゃいましたもん。あんなに目見開かなくてもいいだろうに…でも能力とか発揮するのにはしなきゃいけないんですよね。リボンズの印象はもうあのカッと開いた目しかないですもん。そういう意味で言えば強烈に残ったキャラクターになりますね。まぁ、ルックスもイケてなくはないですからね(笑)ただ幼すぎかなって感じは否めませんでしたけど。

ハロがほんと可愛い

もうガンダムと言えばハロですよね。激しい戦闘のなかでの癒しのような存在ですよ。あの耳をパタパタさせながら話すあの感じ。我が家にもいてほしいですよ。喋り方も可愛いですしね。ペットとして飼っちゃいたいくらいですもん。ガンダムのなかで唯一と言っていいくらいの心をなごませてくれるオアシスですね。まさか今回のガンダムに出てくるとは思いもしませんでした。ファーストシーズンのときからずーっと私の中のお気に入りのキャラです。

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