この世界の主人公になるなら間違いなくこの先生 - 地獄先生ぬ〜べ〜の感想

このメインキャラクターの先生から伺える、先生になるということ

このメインキャラクターの先生としての素晴らしさは単なるキャラクターのヒロイン性にとどまらない。これは、何に始まるのかと言えばこの主人公が先生を目指すことを考えるようになったのは、小学生の頃に出会った運命の先生との出会いである。人は誰にでも一度は運命の先生に出会うそれは幼稚園や保育園の先生の場合や、小学校の頃や中学校の頃や高校の頃の先生だったりする。教師ってやっぱり何かしら影響力があり周りの人々に影響を与えていて、このシリーズのリメイク版ではこの主人公の先生の教えた子が先生として自分が学んだ学校で様々な問題を抱えながらも、教壇に立っている。先生というものが体を張って時には自分の体裁を潰してでも守らなくちゃいけない価値が生徒にはある。この体裁ばかり気にしている現実世界の先生が多い中でこの主人公のように生徒を優先して守れる教師がどれくらいいるのかがわかるものではないができるだけ多くいてほしいものである。

この作品から学ばせられちゃう先生の理想像

教師って何だって言う問いに答えられるヒーロー性を含めた作品がどれくらい日本に限らず世界中で存在しているのかと言えば、少ないと言っていい。先生ってどんな先生であればみんなから信頼されて色々楽しいクラスへと変わっていくものだろうかと考えた時に、自分がこの立場に立った時にまず相手から色々信用してもらうことを絶対に望まず、自分が生徒を信じて色々行動で君のことを信じているし自分の大切な生徒の一人であるということがわかって貰えるようにすればいいということがこの作品から学ぶことができるものであると言える。普通の人が学べることはいつもどんな状況でも誰にでも曲げることのできない負けない強い心である。

今迄にはなかった妖怪とのストーリーだが恋話がなきゃもっといい

今までに妖怪と戦う作品はただ単に倒すだけの作品しかなかったが、この作品は他の作品とは明らかに違う。何が違うのかと言えば妖怪と戦うだけでなく、会話をしたり、諭したり、インクルーシブであったりなどの要素が含まれる作品であり、とてもヒーロー性だけを強調したいのではなく、妖怪ってすべてがすべて悪いものってわけではなく、人間にいい効果をもたらす妖怪も存在するということがよく理解できるし、先生と生徒の関係性や友達との絆が描かれているが、恋愛の話をちょこちょこ入れるのはとてもいい話をしているのにもったいないとしか言いようがない。これは恋愛の話を入れなくてもいい話に仕上がっているからだ。