私はアナとクリストフが好き。でも人それぞれで楽しめますよね。
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何と言ってもあの映像!氷のお城の美しさに圧倒された人、多いのでは?
この作品に限らず、アニメ映画を観る醍醐味のひとつは、「現実には存在しえないものを見られる、ヴァーチャル体験できる」ということではないでしょうか。
エルサが築いた氷のお城、あの透明な美しさには圧倒されましたね。北欧の国に実在する氷のホテルを彷彿とさせますが、あのホテルだって、全てが氷でできている訳ではありません(当たり前)。本当に壁から床から天井から照明まで、全てが氷のお城って、夢がある…!下世話な意見ですみませんが、あの能力があれば、アレンデールは立派に観光大国としてやっていけるはずです。
恋愛推し派も、そうでない人も楽しめる、キャラクター設定の絶妙さ
登場人物の幅広さも、この映画がヒットした一因だったように思います。なぜなら、恋愛→アナとクリストフ、家族愛→アナとエルサ、王様と王妃様(亡くなってしまいましたが)、動物→スヴェン、非人間キャラ→オラフとトロール、イケメン(笑)→ハンス…全て揃っているではありませんか!(笑)
この映画には、どの側面を求めても満足できる懐の深さがあったのです。ちなみに私は、やっぱりクリストフが好きです。イケメンでない(臭いとか言われてるし)としても、あの不器用さと一生懸命さは、惹かれる人も多いはずです。
もしあなたがエルサだったら、魔法をどのように使いますか?
エルサは当初、魔力のコントロールができませんでしたね。たらればの話ではありますが、もし子供の段階でその力が公の知るところとなっていて、誰も驚かないような状態であれば、かえってあの魔力の暴走は起こらなかったのかもしれません。そうすれば、冷凍庫もいらないし、クリストフや他の山男たちも商売あがったり…ではなく、氷を運ぶ手間を省くことで、別の仕事ができたかもしれません。クーラーもいらないし、水道代だってかなり浮くでしょう(笑)。
ちなみにこれを書いている今は気温35度超の真夏。本気でエルサに家に来てほしいです。
歌は…まあいいけど、特別かと言われると…
松たか子さんや神田沙也加さんの歌はとても可愛らしくて好きなのですが、他のディズニー映画と比べてずば抜けて存在が際立っているかと言われると…そうでもない、というのが正直な感想です。そういえば、テーマソング各国オリジナルが作られるようになったのって、割と最近ですね。「美女と野獣」や「アラジン」は、日本語版でもテーマソングはオリジナルの英語のままだったと思います。
どちらかというと「シングアロング(=一緒に歌おう)」というテーマで、「観客に歌わせる」というプロモーションの効果な気がします。
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