親友の熱き友情の物語
物語はある出来事から始まった
シュラトはある空手の大会で親友のガイと試合をしている最中に光に包まれ、消えてしまう。
運命のいたずらか・・・。
たどり着いたのはなんと天空界だった、シュラトはシャクティーと呼ばれる神甲衣で様々な敵と戦うようになる。しかし、その敵軍にはなんと親友のガイがいるのであった。
良くある展開ではあるものの、やはり友人として仲良くしていた相手と政治の絡みで戦わなければならないというところは、本当に心が引き裂かれそうな思いです。
様々な仲間たちと絆を深め、敵軍の陰謀を阻止していく
そもそも、仲間同士のはずだったが、インドラの策略により、シュラトを倒せということになりました。そこで、シュラトは一人ひとりと戦い、少しずつ疑いを晴らしていくのであった。そして、疑問が晴れた時、次々とシュラトと一緒に絆を深め、インドラの陰謀に立ち向かってゆく。
やはり、インドラはさらなる権力を欲していたのでしょうね。2番目より1番目のほうがもちろんいいですからね。本当に皮肉なのは、シュラトの親友がインドラの側近ということです。設定的には、非常に面白い設定ですね。ここのやり取りを聞いているととても胸が苦しくなります。
インドラの野望を打ち砕け
ヴィシュヌがインドラによって石化されてしまっていたのが目的のシュラトは、仲間たちと壮絶な戦いに次々に勝利し、少しずつ神殿に近づいて行きます。そして、ついにシュラトの前に立ちふさがるのは、シュラトの空手のライバルであり、親友でもあるガイ。ついに一騎打ちとなります。しかし、戦っているうちに状況が少しずつ変化。ガイの意識に少しずつ干渉し、本来のガイの心に戻っていきます。しかし、ガイはシュラトをかばって死んでしまうのです。シュラトは、その悲しみを糧に気持ちをしっかり持ち戦いの気持ちを引き締めました。
ガイは、シュラトをかばって死んでしまいました。これは正直予想が出来なかったです。やはり、仲間にもどって一緒に戦い、最後は二人で敵野望を打ち砕くようになる内容だと思っていました。すると、結果はシュラトをかばって死んでしまうなんて。少しでも一緒に戦って勝利をする所を観たかったです。
ヴィシュヌ様を救い出し、そして・・・
インドラの野望をシュラト達の活躍によって阻止し、ヴィシュヌを石化から復活させることに成功しました。しかし、すさまじい戦いの末、命を落としてしまった仲間たち。そこでヴィシュヌが1度だけ蘇生できる力を使って、シュラトの仲間たちを生き返らせるが、ヴィシュヌはその力を使い力尽きてしまう。ラクシュがヴィシュヌの後を継ぎ、結末を迎える。
シュラトは様々な経験や出会いをして、大きな野望に立ち向かって行きました。仲間の大切さや最後まであきらめない気持ちなどとても良い内容の物語だと思います。
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