料理もいいですがストーリーも凝ってます - 深夜食堂2の感想

缶詰

なんでも作ってくれる深夜食堂ですけど、缶詰の回は意外性があってよかったです。
缶詰持ち込んでもなんか作ってくれるって面白いですね。
普段は食べたい物を言うのだけど、持ち込んだ缶詰でなんか作ってってのは料理人の腕というよりはアイデア性がないと厳しいかもです。
パイナップルの缶詰持ち込んでできたのが酢豚ってのは・・・(笑)私だとフルーツヨーグルトになっちゃうかもです。
缶詰をアレンジして作ったことはなくて開けてそのまま食べることしか考えてなかったけど、保存もきくしいざというときは便利ですね。
テレビで前にみたけれど、そうめんの麺つゆに缶詰のサバの水煮を入れる地域があるとかで、そうめんだけだと栄養的に物足りないけどサバを入れることでコクも出るしたんぱく質もとれて夏バテ予防にいいって話でした。
でもさ、いくらなんでも拾ってきた缶詰食べようとは思わないんですけど。
賞味期限過ぎてなかったら食べちゃうって人は多いんでしょうか。
あれだけ丈夫に囲まれているから穴開けて毒入れるとかはないでしょうけど、なんか気持ち悪いですね。

唐揚げとハイボール

唐揚げは王道ですよね。揚げてる音をきくだけでよだれが出てきます。
この女の子のためだけにハイボールを作るマスター。
ハイボールって見た目すごくおいしそうだけど、私はだめです・・・
というか甘いサワーしか飲めないので、甘くないものはだめです。
お店の常連の刑事さんの妹とか世間は狭すぎる！
深夜食堂は狭い世界の中で成立しています。
夜中までパチンコ屋で働いてヒモ男を養って、恋は盲目ですね。
東京に住めばなんとかなるんじゃないかと思って状況してもよくわからない泥沼にはまっていくってよくありますよね。
田舎に帰ったら負けみたいな気持ちでもがき続けるの。
でもお兄さんがいたから自分を取り戻してちゃんと実家に帰れてよかったです。
でも千葉県だからそんな田舎じゃないと思うけど。

肉じゃが

ここに登場した姉妹詐欺の２人は肉じゃがは牛肉じゃなくて豚肉だったと言っていました。
実は私も子供のころ、肉じゃがもすき焼きも豚肉でした。
うちは貧乏だったんだとあらためて気づきました。
今はべつに牛肉も買えるけど、豚肉のほうがあっさりしていて好みなのでやっぱり豚肉で肉じゃが作っています。
だから息子の家庭の味も豚肉の肉じゃがです。
それにしてもゴローさんは姉にも詐欺られ妹にも詐欺られどんだけ詐欺られ体質なのか・・・
詐欺でも子供のころの思い出って偽らないのですね。
詐欺には影響しないのでしょうけど。
この姉妹はもともとグルだったのでしょうか。お互い詐欺をしていたけど偶然出会ったのかなと解釈したりもしたけど、よくわからなかったです。
姉を探していたというのはほんとの話なのか。
どこまでほんとでどこまで嘘かわからなくなりました。