可愛い！いとおしい！胸キュン！の三拍子でした - 悩殺ジャンキーの感想

ゆっくり募っていく恋心たち

ウミとナカが、ゆっくりと着実に恋愛に発展していくところがもうキュンキュンでした。ナカがとにかく純粋で可愛くて、そんなところに惹かれていくウミの気持ちが痛いほどわかります。そしてウミの照れ隠しのようなナカへのからかい方のせいでナカが「からかわれてるだけ」と勘違いしてしまうんですがそのあたりが本当にうまく表現されていました。

恋愛と仕事への想い

この漫画にしかないと言えるぐらいの魅力。それは恋愛と仕事への熱い想いが凄くしっかり描かれていることです。恋愛ばっかりの漫画ではく、各登場人物たちのモデルに対してだったりカメラやデザインに対する想いや熱意が本当にしっかり描かれていますよね。ウミが男性の体になっていった時、どうするんだろうと思っていたらあの展開。なんとなくそうなるんじゃないかなとは思っていましたが想像を超える描き方でしたね。ウミの頑張りに涙が溢れました。それに対しナカはナカで極悪人のような笑顔だったのが気づけば色気や大人っぽさ、あどけなさなどいろんな表情を出せるようになっていって、2人ともの成長がよくわかりました。ウミとナカだけでなく、サブ的な立ち位置の登場人物も主役のようにストーリーが描かれてるのも良かったです。堤さんの過去話には泣きました。最後はずっと想っていた実羽と結婚できて本当によかった…そしてずっと実羽を想っていたちーさんに最初はすごく可哀想な人のように思ってましたが苺ちゃんの存在により幸せそうなSっ気のあるイケメンちーさんに早変わり。苺ちゃんもわりと後の方から登場してきたキャラなのにとても重要な役割を果たしていましたね。普段はツンツンしてるのにちーさんの前だと顔真っ赤とか可愛すぎました。

最後のまとまり方が最高すぎた

最後はどうなるのかとドキドキしていましたが、あの終わり方は最高すぎました。想像を超えるラストに感動しかありませんでした。堤さんが実羽と結婚、ちーさんも苺ちゃんとラブラブ。(私個人的には苺ちゃんの超純粋な感じが可愛くてたまりませんでした。ちーさんもっとやって！！！苺ちゃん本当に可愛い！！！)

最後にみんなでブランドを立ち上げる姿、本当にみんながキラキラしていて素敵でしたね。今までの皆んなの力がこういう形で交わるのって本当に素晴らしかったです。パリコレ夫婦っていうなんとも2人を表すには最適な言葉に「福山先生やりおるな…」と感心しました（笑）