映画はただの恋愛映画 - ダイアナの感想

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映画レビュー数 5,784件

映画はただの恋愛映画

2.02.0
映像
2.5
脚本
1.5
キャスト
3.0
音楽
3.0
演出
1.5

目次

離婚後のダイアナ

事故の起こった2年前から物語ははじまります。最初から最後まで変わりなかったのはマスコミがずっとおいかけていること。パパラッチによって人生が狂わされたといっても過言ではないといえるなって映画をみて思いました。ダイアナの幼少期を考えますと彼女の両親も離婚をしていますし、寂しい時間を過ごしていますから愛に飢えていたのでしょうね。映画ではハスナット医師と出会い愛を育んでいきます。彼の好みを勉強しようと料理やジャズを聴いてる姿は1人の女性だなって感じました。ただこれをノンフィクションだと思ってみてはいけないと思いましたね。

あくまでも映画として見たほうがいい

彼女のことは事故も含めて謎なことがまだ多いです。とくに彼女のファンの方や思い入れの強い方がみたら、違和感はすごくあるでしょう。ハスナット医師をはじめ彼女の周囲にいた方でご存命の方は多くいるだろうし、けっこう思い切ったことをした映画だなっと思いました。すべての展開が嘘だとは思わないですが、この映画だけで実際のダイアナを知った気になってはいけないなって思いました。恋愛が軸の映画なので仕方ないことなのかもしれませんが、もっと慈善活動していたことにも焦点をあててほしかったですね。この映画である意味敵という描写の王室との溝やパパラッチとの関係も情報程度にしか描かれてなく、むしろパパラッチに関してはドディとの恋愛を報じさせハスナットに嫉妬させようと利用してる描写があるため、なんだかんだうまく利用してたんだなぁっと。ハスナット医師との恋愛でもそうです!結婚したいから守りたいからとはいえ、男のプライドを踏みにじるような行動をとってばかりで。発言力があるからこそもっとハスナット医師に相談するべきだったのではと感じてしまいました。

実際のダイアナのすごさをあらためて感じる

もちろんこれは映画を見ての感想なので、実際のダイアナを否定してるわけではありませんよ!正直恋愛映画としては面白いですが。これをダイアナさんの人生の映画ですよって言われてしまうと納得できない部分が多くあります。脚本は参考程度にして、オリジナルの映画だったらもっと評価は変わっていた映画だと思います。主役のナオミ・ワッツもすごく美しいですが、やはりダイアナと比べると見劣りしてしまうというか。あまり知らない私でもそう思うのだから、それだけ偉大で美人な方だったとも言えますね。そんなダイアナというすごい方の名前を借りた映画なので、ちょっと残念な出来だったと感じます。

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映画「ダイアナ」から感じること

ダイアナという女性についてこの作品を見るにあたって、ダイアナの生い立ちを知ることは重要なことではないでしょうか。彼女の生い立ちから最期までを知ってこそ、ダイアナの生涯についてはじめて語ることができるではないかと思います。ダイアナは、貴族家系の三女として誕生します。ですが両親は別居した後に離婚してしまいます。両親が離婚した後、親権は父親が持ち子供たちは寄宿学校へ入ります。しかし、父がスペンサーの伯爵位を継承したことによりダイアナはレディの儀礼称号を得ることになるのです。ダイアナとチャールズ皇太子の出会いは、ダイアナの姉とチャールズが交際していたことから始まります。その後、王室のパーティーによって二人は再会し、やがて結ばれることになるのです。二人は1981年に結婚をし、ウィリアム王子とヘンリー王子が授かります。しかしその後の結婚生活で幸せは長く続きませんでした。1992年には別居生活が発表...この感想を読む

3.53.5
  • エミリーエミリー
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  • 2153文字
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