最後以外は面白いです！ - GANTZの感想

最後以外は大変引き込まれる面白い作品！

電車にハネられて死んだはずの主人公が、意味も分からないまま様々な星人と戦うという設定で、これだけ見ると、エヴァにも通ずるものもあり、とても引き込まれる面白い設定です。

視聴者も主人公と同じよく分からない状態なので、謎解きをしたくなる面白さがあります。

そして、どんどん強くなる敵と戦うスリリングさは、次を早く見たいと思える面白さです。

結局ガンツが何なのか分からない！

最終回・・・。

あと1話で完結するのかな？？とラスト1話の時点で、思いました。

しかし、結局最後は何も分からず仕舞いです。

呆然・・・。これにつきます。

漫画のほうも結局、そんな感じだったみたいなので、本当に今までのは何だったの？と呆気にとられるくらいのあっさりしたラストでした。

なので、設定と過程は面白かっただけに、最終回の失望感が余計に増幅されたので評価は半減です。

最終回じゃなかったかな、と思って何話で終わりか、もう一度調べたぐらいです。

風呂敷をたためるように、最後を決めてから作ってください。

原作者に言いたいのは、この一言につきます。

よくあやふやなままで、終わる作品はありますが、それでも良いと思える作品と、思えない作品があります。

ガンツは、個人的には後者でした。

結局最後は、1話の電車にひかれるシーンに戻ってる？？ので、今までのことが意味ないじゃないかとしか思えないし、意味不明でしかないです。

エヴァもラストが意味不明で好きになれないのですが、答えを視聴者に考えさせるというのも、限度があって、答えを導きたいなら、もっと伏線を貼って議論ができるようにするべきで、その伏線すら放棄しての最終回は、個人的にはないです。

最終回から何の感動も、理解も得られなかったので、非常に残念な作品になりました。

起承転結の起承転でスパッと終わった作品です。

ラストさえ上手く終わらせてくれれば、最高の作品になったんですがね。

現在、放送されている甲鉄城のカバネリも現在ラスト1話ですが、キレイに終われない気がしています。

こちらは、最初の3話ぐらいからグダグダしてきてしまっていますが・・・。

こちらは、設定上では謎のウィルスが蔓延してカバネリと化した人との戦いものアニメなのですが、こういう正体不明の敵と戦うアニメって、途中までは上手くいっても、最後をあやふやで終わらせるか、面白くないけどとりあえず終わらせるかしかないんですかね。

うんざりします。

こういう系統の作品で、最終回まで面白い作品はなかなかないです。

ひぐらしぐらいなのですかね？