わんおふ -one off-のあらすじ・作品解説
「わんおふ-one off-」は2012年にTYOアニメーションズより企画、製作されたオリジナルOVA作品である。2012年11月28日に第1巻、同年12月21日に第2巻が発売され、各2話ずつからなる全4話構成であった。 「たまゆら」等を担当した佐藤順一が原案と監督を、「キノの旅」「サモンナイトシリーズ」で知られる黒星紅白がキャラクター原案を担当していた。本田技研工業が特別協賛として参加しており、主人公や友人が、本田技研工業のオートバイやスクーターで登下校している様子が描かれていた。 山に囲まれた高原で暮らす、高校生の主人公・汐崎春乃が、実家で営むペンションで働くことになったオーストラリア人のシンシアと出会うことによって影響を受け、刺激がなく内向的に過ごしていた殻を破り、友人たちと共に夢に向かい、新しい自分へと一歩踏み出していく物語である。キャッチコピーは「2012年、新しい風が舞う。」であった。
わんおふ -one off-の評価
わんおふ -one off-の感想
ぽこ・あ・ぽこの4人の将来は
人生観が変わった4人ぽこ・あ・ぽこという音楽ユニットを結成した4人、汐崎春乃、鏑木小夜、別所杏里、前園利絵。本作は、春乃のペンションにアルバイトにやってきたシンシア・B・ロジャースとの出会いによって、物事を前向きにとらえるようになった。それは春乃だけかもしれないが、他の面々シンシアの生き方に何かしら感じ取ることがあったようである。ここではそんな4人が将来選びそうな職業について考えてみる。4人一人一人について、春乃が夢で見た職業も見ていきながら、シンシアと出会う前と後のそれぞれについて考えてみることにする。 春乃の夢の意味春乃の夢というのはシンシアがやってきてまだまもなく、春乃が自分を見つめなおす前に見た夢であり、現状で春乃が考える友達の将来+αといった感じであろうか。みんな自分よりはるかに優れた道を進んでいるのに自分は今のまま、というギャップでショックを受けた場面である。だから、友達の...この感想を読む