おねがい☆ツインズのあらすじ・作品解説
「おねがい☆ツインズ」は2003年7月から同年10月までWOWOWにて放送された、Please!原作、井出安軌監督によるアニメーション作品であり、「おねがい☆ティーチャー」の続編の物語である。アニメの放送開始と同時に、同名の漫画作品が「月刊コミック電撃大王」に掲載され、放送終了後には同名の小説も刊行された。 この作品の舞台は長野県にある木崎湖近辺で、物語に登場する学校は旧制松本高校である。 この作品の主人公は高校生でありながら在宅プログラマーでもある神城麻郁、幼いころに両親に捨てられたった一人で暮らしている高校1年生である。そのほかの登場人物としては、この作品のヒロインである宮藤深衣奈や小野寺樺恋、麻郁のクラスメイトの島崎康生などがあげられる。 主人公の麻郁は自分の幼い姿が写った写真を手掛かりに自分の出生を調べている。そして写真に写っている家を見つけその家で一人暮らしを始める。ある日麻郁の持つ写真と同じ写真を持つ二人の少女が現れて・・というストーリーである。
おねがい☆ツインズの評価
おねがい☆ツインズの感想
家族と恋人、選ぶならどちらか。
家族を失った女の子が二人、残された写真を手がかりに、唯一の兄弟を訪ねてくる。集まったのは三人、でも写真には二人はしか写っていない。たった一人の家族を探しに来たのに、自分の居場所が見つかると思ったのに、どうして二人もいるのか。自分が、写真に写った一人じゃなかったらどうしよう。居場所だと思ったそこは、居場所ではないのか。突然ハーレム状態に陥った主人公に、妹候補二人の絶望は計り知れなかったに違いない。しかし、懐の広い主人公は二人を迎え入れる。そんな優しい主人公に、兄弟の可能性があるとはいえ、他人の可能性もあれば、ときめきもする、行き過ぎれば恋だってする。そうして二人は、家族になれる(確定)、恋人になれる(可能性)を抱いて恋愛同盟を結ぶのだ。 私は「おねがい☆ツインズ」は妹の悲しい恋の物語だと思っている。兄がシスコンじゃない限り、妹は兄の人生のヒロインにはなれないのだ。物語が終わって、しばらく...この感想を読む
おねがい☆ツインズの登場キャラクター
織部椿
よみがな:おりべつばき ニックネーム:椿、先輩 性別:女 国籍:日本 所属:県立木崎高校2年 特徴:眼鏡をかけている。かなりのグラマー。 髪型:ロングヘアー 生徒会:副会長 麻郁たちの:1年先輩 麻郁に:好意を寄せる
四道晴子
よみがな:しどうはるこ ニックネーム:晴子ちゃん、晴子 性別:女 国籍:日本 所属:県立木崎高校1年 性格:天真爛漫 特徴:色恋沙汰には全くの無縁 トレードマーク:右膝の絆創膏 兄は:四道跨 家は:美容院
島崎康生
よみがな:しまざきこうせい 性別:男 国籍:日本 所属:県立木崎高校 性格:お調子者 特徴:ナルシストなところがある。秀才でかなりの美男子。 トラウマ:椿とあることがきっかけで破綻したこと 学年:1年生 麻郁の:クラスメイト 中学三年生の時に:椿と付き合っていた