笑えて、ちょっと切なくなり、考えさせられるドラマ
凸凹コンビが繰り広げる医療ドラマ
このドラマは、観月ありさと松下由樹の凸凹コンビで繰り広げれられるドラマです。ただ、看護師がメインのドラマは非常に珍しく、当時としては面白いドラマでした。
笑えて、切なくなり、考えさせられるドラマだと思います。
ドラマの内容は、観月ありさが演じるおっちょこちょいなナースと、彼女を見守る松下由樹の先輩ナース、それにナースステーションの仲間との友情の物語でもあります。おっちょこちょいな彼女は、患者さんに注射器を飛ばしたり、パッドをひっくり返したりと爆笑する内容ではあります。ただ、そう言った内容の中で、人の死にも触れていたりと切なくなるのもあります。また、シーズン後半に出てくる安達祐実は、血を見ると過呼吸を起こす新人ナースとして出演します。そういった点では、医療現場というのは常に過酷な現場であるということも考えさせられる内容となっているのではないでしょうか?
ほかの医療ドラマと違う点
ほかの医療ドラマと違う点は、派閥争いなど、ドロドロした内容ではなく、一種の医療コメディとして見れる点ではないでしょうか?最近のドラマは、大学病院の教授争いなどといった人間関係が複雑に絡み合ってるものがほとんどなのが現状。ただ、そう言ったことが一切ないので、家族で楽しめる内容ではないかと考えています。
時代背景として
やはり、このドラマは、1990年代に放送が開始された内容とあり、今では「看護師」と呼ばれてはいますが、その当時は「ナース」や「看護婦さん」と言った女性の仕事といった感じでした。ただ、その偏見等をものともせず、ナースステーションの仲間が、時に喧嘩したり、時に協力し合ったりと、仲間意識の大切さを知るのにもつながるのではないでしょうか?
映画までもが面白い!
このドラマは、、シーズン3とシーズン4の間に映画が作られていたのですが、この映画もとにかく笑えて感動する内容でした。あらすじとしては、ウド鈴木扮する、元入院患者が病院をハイジャックする内容だったのですが、これがまた面白い!普通のハイジャック系映画と言えば、テロリストと刑事と狙撃部隊との葛藤が描かれているのですが、この映画は、元入院患者とナースステーションの仲間との友情の物語的ななんともコントチックな映画でした。また、映画では元入院患者がちょうど誕生日だったため、呑気に誕生日をお祝いするなんて非常に緩い内容でした。しかし、終盤のほうで、狙撃部隊に主人公の観月ありさが撃たれるシーンは非常に衝撃的でした。果たして主人公は生きているのか?それはDVDで確認してください!!!
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