頑張るのが好きっていうより、後悔するのが嫌なんだよね。
廣瀬亜紀
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「世界の中心で、愛をさけぶ」は通称「セカチュー」と呼ばれる片山恭一の恋愛小説が原作の2004年7月2日から9月10日までTBS系「金曜ドラマ」枠で放送された全11話のドラマです。 原作のストーリとは異なり大人になった主人公を重ねたオリジナルな物語となっています。ストーリーは彼女の死から逃げ続け17年間をひっそりと過ごしてきた主人公がその彼女との思い出と向き合い昔のような生き方をしたいと一歩踏み出すまでを描いたものとなります。高校生時代の主人公は山田孝之が演じ、17年後の主人公を緒方直人が演じました。 原作の人気の高さもあり、ドラマも人気が高く、ザテレビジョンの第42回ドラマアカデミー賞で最優秀作品賞、主演男優賞など9つの賞を受賞したり、第一回ソウルドラマアワーズのシリーズドラマ部門で最優秀賞を受賞するなど人気の高さを伺うことが出来ます。また、その後の物語を描いた特別編も最終話の次週に放送されました。
このドラマもとても話題になりましたね。映画の方が先だったかな??映画もドラマもそれぞれにいい所があって、私はとても好きです。内容としては、好きな女の子が白血病なんですよね。はじめは自分が守ってみせるなんて思っていても、学生の身では何もしてあげられない。傍に居ることすら叶わなくなっていく、そんな切なさを描いていますね。女性目線でも男性目線でも見ることの出来る、感動する泣けるお話でした。でも、ただ、悲しいだけではなくて学生同士の淡い恋愛模様も同時に描いていますので、見ていて爽やかな気持ちになることもありました。それとドラマの構成が好きな要素でもあります。というのも、現在進行形ではなく回想混じりに描いているんですよね。タイタニックの映画みたいに。そこがちょっと大人な話だなぁと思いました。ドラマって構成の仕方次第で同じ内容でも全然違って見えてきますから、このドラマはよい構成だと思います。さぁ観...この感想を読む
朔太郎と亜紀の純愛がとても綺麗すぎて、そして亜紀の死から生きるということを深く考えさせられるドラマでした。私はあまり涙をさそうようなドラマは好きではありませんし、わざとらしいような演技も好きではありませんが、このドラマは別格です。第一話から本気で感情移入し号泣でした。セカチューという相性で知れ渡っていると思いますが、私は映画よりもドラマの方が好きです。山田孝之さんが演じるサクはまっすぐで素直な性格で亜紀のことが大好きなのがすごく伝わってきました。亜紀が亡くなった後も可哀想で可哀想で仕方なかったです。綾瀬はるかさんが演じる亜紀は学級委員を努めながら部活や勉強などなんでも頑張り、外見も良いので完璧な女の子というイメージですが、綾瀬さんならではのふわふわした人柄も出ているので、こんな女の子が実際にクラスにいたらモテるのも当たり前だと感じてました。亜紀が言う「大事なものは失って気がつく」という...この感想を読む
廣瀬亜紀
陸上部の亜紀が大会のために一人居残り練習をしているのを見て、朔太郎がどうしてそんなにも頑張るのかと問いかけます。すべてのことにひたむきに向き合い、頑張っていた亜紀の性格がよく表れている言葉です。
中川顕良
連絡がつかない恋人のために東京に行こうとしている親友・龍之介に向けて言った言葉。かっこつけても高校生には何もできないという中川と、勉強よりも好きな人のそばにいたいという龍之介はけんかになります。