コメディ感覚の医療ドラマ
コメディ系の医療ドラマであるという認識を持ち見て欲しい。
”ナースのお仕事”は、続編がありますが、最初はこのように人気が出ると正直私は思っていませんでした。今回は、”ナースのお仕事3”ですが、この作品には私の好きな神田うのが出演していてお気に入りでした。毎回見ていましたが、神田うのの生意気ぶりがとても可愛かったという印象があります。しかし本当にあんな後輩がいたら困るかもしれないと思う自分もいました。彼女は、真っ直ぐで素直ですが、今時の女性という印象があり職場の仲間たちからは少し距離を置かれていましたが、私は素直な性格の女性だと思います。スタイルが良くて、オシャレで、朝倉とは相性が合う部分があります。先輩と後輩の間柄なので、一応朝倉が彼女のお世話をするのですがお互い様のように私は見えてしまいました。朝倉もらまだまだ先輩として教えるのは早いのではないかと感じました。本当にあんな看護婦がいたら少し怖いです。ちゃんと注射が出来るのだろうかと不安になりその病院にはいられなくなりそうな気がしました。実際にこんな病院で朝倉や神田うの演じる赤木のような看護婦がいたら苦情が出すぎて大変なことになりきっとすぐに潰れてしまうでしょう。赤木はまさしくギャルといういでたちでナース服を着こなしていました。私は可愛いと思いましたが、思うことは人それぞれだと思います。もしかしたらコスプレ感覚でナース姿を見る人もいるでしょうし、ナースにしてはスカートが短すぎると文句がある人もいるだろうと思います。この作品自体が、ナースが中心の医療ドラマであり、コメディな要素が沢山含まれているのでこのような派手なナース姿をしている赤木については、苦情が入ってもコメディだからという理由で終わってしまうでしょう。医療という大変難しい現場を舞台にして、さらにそれをコメディタッチで描く勇気がすごいなと私は思いました。一度で終わらず今回のように”ナースのお仕事3”という形で放送されるということは、視聴者側がこの作品を最初からコメディものだと認識しているからこそだと思います。認識していないでこの作品を見た人はきっと苦情を言いたくなると思います。ここまで続いたということは視聴者はこの作品を楽しんでゲラゲラと笑いながら見ているということだと思います。
医療現場とは、本当は辛い現実が溢れている場所であるため、コメディタッチには合わない。
医療系のドラマが面白いという感覚はどんな感情でしょうか。私にはそんな感情はいらないと思います。きついことを言うかもしれませんが、医療系の病院という立場で命を扱う場所であるのにそれをいくらコメディだからと言って、患者を不安にさせるような朝倉の注射の打ち方や点滴にしても、実際に入院している患者やその家族にはただ不安を与えるだけではないでしょうか。私が入院している立場だったら不安になります。本当にこの病院でいいのかなと家族も不安になると思います。なくてもいい余計な感情を与えてしまうことになるでしょう。この作品がここまで人気が出て続いているということは、ただコメディ感覚として見ることが出来る人だと思います。健康で入院もしていなくて、自分が医療と何の関係もない人にはこの作品をコメディとして見ることが出来ない人の気持ちはきっと分からないと思います。私はどうしてあえて医療の現場を舞台にコメディ感覚でこの作品を描き、それがまた続編へと続いていくことが理解できません。
続編が続くということは人気がある証拠である。
コメディ的に言えば楽しいのだろうと思います。個性的な俳優ばかりがとても目立ち盛り上げているなという感覚でした。メガネをしているキツめなナースを伊藤かずえが演じて彼女がメガネを指で押しあげる仕草は役に成り切っている感が他の個性派俳優よりも目立って見えました。メガネを外し普段の伊藤かずえの姿になるシーンがありましたが、かなり綺麗でした。役の時と全然違う姿に驚き、女優という仕事の凄さを見せられたような気持ちになりました。
沢田先生役の長塚京三は、優秀な医者でありながら、恋愛や結婚などに対して奥手で、初回の時からどうなるのかと心配になりましたが、このシリーズでは、子供が生まれ幸せそうで安心しました。とても人が良さそうな印象を受けていたので沢田先生には幸せな結末になって欲しいとずっと思っていました。しかし、彼らは結局離婚しますがそれが分かるのはシリーズ4になります。少しショックでした。ナースのお仕事から長塚京三がいなくなるなんて考えられなかったし、居て当たり前だったくらい馴染んでいたのに悲しかったです。きっと私のように感じた方はいると思います。ナースのお仕事は、次に映画化もされ、次にナースのお仕事4が始まりました。物語の内容も1からずっと繋がっているため内容は深く色々な思い出があります。スケールを大きくしてこのように続編が続きストーリー性も強く感じることができて、この作品のファンにとっては嬉しいものだと思います。
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