男らしい女子高生と女らしい男子高生の物語 - 放課後の感想

綺麗でかっこいい女子高生、観月ありさの制服姿に憧れた幼い頃の私

この作品は私が小学生の頃に放送されていました。とても懐かしいです。観月ありさの元気な印象とサラッとした長い髪、スラッとした長い脚に憧れました。自分もあんなお姉さんになりたいなと思ったものです。当時も美し過ぎる女子高生と言われ人気がありました。とにかく可愛いし、凛としていて綺麗でした。他にはいしだ壱成、河合我聞、武田信治など数々の有名俳優陣が勢ぞろいしています。みんな高校生役なので、懐かしい制服姿を見ることが出来ます。1番印象だったのは、いしだ壱成の女性を演じた姿が楽しかったです。観月ありさあんなにくねくねしてないのに、、と思いながら見てました。少し大袈裟だったところがこの作品を楽しんで見れたと私は思います。いしだ壱成の演技は、上手かったのか、どうなのか分からないけどとにかく面白くて笑えました。観月ありさは、男らしい演技が逞しかったです。可愛い彼女が演じた男性役はぴったりはまっていたと思います。この作品を見てから、観月ありさの印象が少し変わりました。髪が長くて女性らしい印象しかありませんでしたが、この役を演じる事で違った観月ありさのもう一つの魅力を感じました。それは、可愛いだけじゃなくカッコイイ女性のイメージを作ってくれました。彼女にとってはもう一つの顔を見せる事が出来て、仕事が増えたのではないでしょうか。逆に言えば、いしだ壱成も同じですが、彼が女性らしい役を演じた記憶は未だにありません。とにかく楽しいストーリーでした。

無名俳優陣が大活躍する前の姿が見られる作品

この物語は、男女の中身が入れ替わるという現実的には考えられないストーリーです。でももし本当にこんな事が起きたら、、と考えたら楽しくなってきました。もちろん困ることは数多くあるのはこの作品を見て良く分かりましたから絶対に入れ替わるなんて嫌だという風に思いました。不思議なストーリーで、絶対にあり得ない話なのですが、なぜか真剣に見てしまい、続きが気になってしまいます。観月ありさの男らしい演技、いしだ壱成の女らしい演技、2度と他では見られない姿が見られるので、楽しい気持ちになれます。

秋山あずさ(観月ありさ)は優等生で裕福な家庭に育った女の子です。彼女とは反対に高木浩平(いしだ壱成)は、少し不良っぽい印象の男の子です。この2人がある日突然中身だけが入れ替わるという面白いストーリーですが、この作品に出ていた俳優陣の中に今後大活躍する方が結構います。武田真治は、生徒会長役でメガネをかけた嫌な感じの男の子を演じていました。その後はドラマでも良く見ましたし、今ではバラエティ番組にも出ている人気者です。あずさの同級生役として出演していた中には、あの篠原涼子もいました。特に名前のない役でしたが、何故か印象に残っています。その後すぐに活躍するわけではなかったのですが、今では大女優へと成長している篠原涼子は、私の好きな女優の1人です。彼女の魅力は透明感のある表情です。今も昔も変わらず可愛いですし、いい年のとり方をしている女性だなと尊敬します。そう考えると観月ありさも昔から変わらず今も綺麗です。歌手としても女優としても活躍している女性2人です。

いしだ壱成が後に”聖者の行進”という作品に主役で出演しますが、素晴らしい演技を見せました。感動して何度も泣きましたし、この作品の役柄とは全く違う役を演じているところを見て、すごい俳優だなと感じた事を覚えています。不良っぽい元気な高校生役から障害者の青年の役。全く違うけれど、どちらのいしだ壱成もしっかり役になりきり、演じ切ったという印象を受けました。

最終回なのに最終回ではないような終わり方

入れ替わってしまった2人は、どうしたら元に戻るのか必死に考えます。入れ替わったまま、同級生に告白されてデートすることになったり次々と2人に試練が発生します。それが楽しくて笑いながら見ていたのを覚えています。入れ替わっているのでお互い着替えたりする時はドキドキしました。私はこの作品の最終回に少し疑問があります。何だか続編があるような終わり方をしているんです。私はこの作品を見ていたのが小学生で、その後ドラマは結構見てきましたが、この”放課後”の続編みたいなドラマを未だに見ていません。最終回の最後のシーンであずさが、ナレーションしていたのですが、その内容を聞いた限り絶対に”.放課後2”のようなドラマがまた始まるのだろうと確信してずっと期待していました。どうして未だに続編がないのだろうか。未だにといっても、今となっては続編はないだろうと思いますが、、。観月ありさは女優として活躍していますが、いしだ壱成はドラマでは見なくなりました。バラエティで何度か見ましたが、テレビに出なくなりました。あの最終回は一体なんだったのだろうか。ただ続編があるような終わり方にしただけなのでしょう。期待していたので、残念です。現実ではあり得ないような笑えるストーリーもたまに見ると楽しくていいなと思いました。