現代の救命の問題 - 救命病棟24時 第4シリーズの感想

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救命病棟24時 第4シリーズ

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音楽
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演出
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1
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現代の救命の問題

4.04.0
映像
4.0
脚本
3.0
キャスト
4.0
音楽
3.0
演出
3.0

救命病棟第4シリーズです。1、2は病院ものによくある、患者たちと医師たちの交流などの話でした。前回は震災が起きた場合という架空の設定するの話でした。今回は現代の救命についての問題をテーマにしたドラマになっています。

ある結婚式場に救急車が停まった。進藤はアメリカの人道支援から帰ってきた。病院に向かう途中、道路で停まって動かない救急車を見つけた。その中には病院を受け入れ拒否され続けた、いわゆるたらい回しにあった妊婦がいた。進藤が赴任する予定の病院は一気に10人の医師たちが辞表をだしていた。けっかけはセンター長が過労で倒れ、意識不明のまま入院したのだ。救命医療は崩壊寸前。大した怪我や病気でもないのにイタズラに救急車を呼んだり、医者不足により、救急救命医たちの仕事は休みもなく切迫した状況だったのだ。その頃楓は医療訴訟で訴えられていた。やはりそれもたらい回しが原因で、処置が遅れて子供が死亡してしまったということだった。

今回はもしも自分の立場だったらと考えさせられることが多いストーリーでした。病院に運ばれれば当たり前に治療してもらえるという固定観念が覆されます。1時間や2時間も救急車の中で絶望でいるなんて考えただけで苦しくなります。亡くなった方の遺族の怒りの向け場所というのも、他人からみたらおかしいと思っても、いざ自分がその時になったら、同じことをしてしまうかもしれない。と考えさせられました。真剣に患者や仕事と向き合う医者たち。現代社会の問題をどう解決していけば良いのか、よく描いたドラマでした。ドラマの話数が少ないのは、確か主人公役である江口洋介がバイクじこにあったからです。幻の残りの話も気になりますね。

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