読めばハマるヤンキー漫画 - チキン―「ドロップ」前夜の物語の感想

皆さんは井口達也をしっていますか？品川ヒロシの有人でもあり悪友です。その幼少期を描いた作品になります。自分の子供には進めない作品ですね。早い話が何でグレたのかを上手く漫画にしてあると思います。小学生で中学生に喧嘩を売るは、髪を金髪に染めるはタバコは覚えるとやりたい放題です。男の子なら一度はあこがれるかもしれませんね。ただし、結構無茶なことが表現されているので、決して真似はだめです。肝心の漫画の絵は正直上手くはないですが、見やすい絵が多いです。喧嘩シーンはもう少し迫力があるとさらに高得点になると思います。登場人物もかなり癖のある人物が多いのも特徴ですね。チキンの小説を読んだことがある方にはすんなりと入りやすいと思います。井口達也の破天荒な生き方には賛否あると思いますが、真似できないワルのカリスマ性に引かれてついつい読んでしまいます。チキン、ドロップ、OUTと物語は続くので最初から読んでいくと話がわかりやすいのでチキンから読むことをお勧めします。話の展開も早いのでサクサク読めるのも嬉しいところですね。主人公が憧れるアカシの存在もかなりインパクトがあります。「その日の喧嘩はその日にやる」というセリフがかなりかっこいいんです。