最高の魅せ場は高橋 涼介!FC VS R32戦
ここまできて、高橋 涼介の過去が明かされるというのは嬉しい展開ですね。
作者はこのタイミングを狙っていたのでしょうか。物語の終焉が近付くにあたり、涼介の過去を清算するようなバトルがあって、これまでのモヤモヤしていたプロジェクトDという存在がハッキリしてくる。
また描き方も非常にカッコ良くて、映像化されたスタッフもここが一番の魅せ場であることを理解していたと思います。
これまで女性の存在や、元彼女のような存在を一切匂わせなかった涼介は…
むしろホモなのか!?
それとも性別など、超越したニュータイプなのか!?
車やドライバー、走ることにしか興味ないのか!?
などとずっと考えていました。弟の啓介は3番目の走ることで頭イッパイで恋愛できない描写がありましたよね。涼介にこんな悲しい過去があったんだ、と知ることで、これまで以上に涼介のことが好きになりました。また戦ったバトルもこれまでのようにスピードやタイムを競うものではなく、命のやりとりをするような緊迫感溢れるバトルに痺れます。
またZがR32にバトル仕掛けられますが、それがこのFC VS R32バトルに第三者のZを登場させる伏線になっていることも良く考えているな~と感心させられました。
そして、最後はR32を救うためにZも協力してFC・Zのフルブレーキングという描写も素晴らしいと思います。
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