まさかのフラグ破壊 - ディープ・ブルーの感想

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まさかのフラグ破壊

3.53.5
映像
4.0
脚本
5.0
キャスト
3.5
音楽
3.5
演出
4.5

サメの脳から新薬を生み出すために海洋施設・アクアティカではサメの巨大化を行なっていた。しかし、その巨大化の影響でサメが行動な知能を持つことになり、施設はパニックへと陥る。 隔離された空間の中でサメの恐怖と戦いながら生還を目指す海洋パニック映画だが、本当にそれだけの話なのでストーリー的には飽きる人もいるかもしれない。ただ、施設が海中に建造されているため、施設の外に出るためにはとにかく海上を目指すしかない、というスリルはある。 ジョーズほどサメの恐怖を描いているわけでもなく、CGもわりと荒いものだが、この作品の見所は『最終的に誰が生き残るのか』というところにある。こういうパニック映画は、ストーリーの最初で、誰が生き残るのかおおよその検討がつくが、この作品は見事にその生存フラグをへし折ってくれる。ラストには思わず「……えっ??」と呟いてしまうだろう。 サメに捕食される映像はCGだと解っていてもかなりエグイ表現になっているので、苦手な方はご注意ください。

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