若かりし頃の長瀬くん、カッコイイ！つんくさんの懐かしい声が聞けるのも涙・・ - ムコ殿の感想

今時、お婿さんに行く男性は、珍しくないですよね。しかーし！男性側は売れっ子芸能人。女性は素朴な一般人。そして、世間には内緒の恋、結婚。婿殿が芸能人なんて・・・という設定のテーマ「ムコ殿」。私個人としては、非現実的で大好き。妄想女子にはたまらない。しかも、TVの中の彼は人気中の芸能人で性格設定が超クール。ところが奥さんの前では、ダサダサの格好で頭にターバン、眼鏡にスウェットの甘えたさん。そして、家族を亡くし苦労した生い立ちのせいか、とても優しく、自分を犠牲にしてまでも家族を大切にする。仕事とプライベートでのギャップの大きい、長瀬さん演じる「桜庭裕一郎」は設定的に難しいのに、上手く演じきっている！そのギャップに萌え〜。そして、忙しい夫と家族の中の一切の家事を担いながら、ホッコリキャラを演じてくれた竹内結子さん。ベストカップルでした！（私個人としては、ムコ殿の続編も竹内さんが良かったのですが、なんと続編は奥さん役はノリピー。）ムコ殿の凄いところは、出演者にもあると思います。とにかくキャストが豪華！今は亡き、宇津井健さんや篠原涼子さん。若かりし頃の嵐の相葉くん、そして子役として活躍していた頃の神木隆之介君。そして、長瀬さん演じる「桜庭裕一郎」を幼少期から支える、芸能プロダクションの社長役には、なんと！つんくさん。今は声を失った彼ですが、こうして映像として音声として残されていて、別の意味での感動や切なさも今見ると感じます。このドラマが流行った2001年ころから、携帯小説が流行りだし、脳内彼氏としての妄想女子は、時代とともに徐々に増えていった感じがします。核家族化が進む中、大家族の温かさや兄弟間の絆を思い出させてくれたりと、単に恋愛ドラマではなく、家族で楽しめる内容だったことも人気につながったのではないでしょうか。