前作「羊たちの沈黙」を見て、レクター博士にもっと迫りたいと興味をもった方はどうぞ。
この映画はロードショーされていた当時に銀座の映画館(ピカデリーだっけか?)で見ました。前作「羊たちの沈黙」と同じリドリー・スコットが監督しています。 主演のレクター博士も前作に引き続きアンソニー・ホプキンスが演じていますが、一作目でジョディ・フォスターが演じたFBI捜査官のクラリス・スターリング役は、ジュリアン・ムーアが演じています(二人は顔の感じがちょっと似てますね)。ジュリアン・ムーアの体温が低そうな生気のない雰囲気が映画全体の不気味さを増してる気がします。 この映画では、そのクラリス・スターリングは一歩引いていて、レクター博士に恨みを持つ大富豪メイスンとレクター博士との対決が中心となっています。そのため堅気の人間がそんなには犠牲とはならないので、少し安心してみることができますが、怖さ自体は減じていると思われます。 ただ殺人描写はグロイです。R-15指定は当然でしょうね。生きたままの人間の頭頂部を切り開いて脳みそをスプーンですくって食べるシーンがあったりします。だからやっぱりお勧めはしませんけど、前作「羊たちの沈黙」を見て、レクター博士にもっと迫りたいと興味をもった方はどうぞ。私は見ました。もう見たくありせん。
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