命と共存を考えさせられます
日本の世界遺産を含めた数か所でニホンザルやヒグマなど野生動物達の生態を観察し、命を考えるドキュメンタリー映画。
こういう動物達の場合生々しい映像が流れたりしてそれを苦手とする人もいます。
ですがこの映画では狩るシーンなど捕えたシーンはあってもその後は映していない事からも
配慮が伺えます。
そして多くの人に見てもらって野生動物、自分達の国の動物達も絶滅の危機にある種もいるんだという事実
報道番組で人里に下りてきて被害だけ与えてくる人間側だけが被害者で動物達が加害者の様に捉えられる事が多いですが、
ニホンザルもヒグマも森に生きている動物達、森の中で生活しているのが本来の姿でしょう。
人里へなど大きく報道されるようになったのは森林開発が進んで森が切り開かれてからな気がします。
言葉の通じない相手だからにしても一方的に住んでいた場所を先に壊したのは人間側であるという事もあるんです。
人間がもし何も言われずいきなり知らない人に家を壊され始めたら大騒ぎになるでしょう。
ですが動物達は何も言えない、ひたすら耐えて生き延びる方法を探して生きている
その一生懸命生きるという姿に同じ生きる者として考えなくてはいけないのかなと感じます。
共存していくためには、生活区域を人間側が狭めたから食べ物が減って人里へ降りざる得ない状況追い込まれているのではないか
人里へ降りてきた動物達に比はあるのでしょうか?
姿かたちも言葉も通じない相手それは相手からしても同じ事です。
恐いと言うのはきっと動物側も同じです。
ただ人間には動物達を守れる知恵や環境づくりを作る力はあります
地球環境の悪化と共に年々絶滅危惧種は増えていく事になっていくでしょう
小さくてもできる事をしていかなくては守れない事もでてくるかもしれません。
外国種を国内で捨てた事により国内の種の生存が脅かされているという事態もあります。
自然だけでなく人間の勝手で動物達の命を脅かしてしまうのは悲しくないでしょうか
できる事はすぐになくとも考える人がまず出てきたら共存できる環境への第一歩になるのではないでしょうか
大人だけでなく子供にも見てほしいという願いでしょう。
ナレーターを担当する人に芸能人の方々を器用しています。
見て知ってほしいそして考えてほしい
同じ地球に生きる生き物たちはこんなにも一生懸命に生きている
そのいのちの大切さとこれからの事を考えさせられる作品だと思います。
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