レクイエム・フォー・ドリームの評価
レクイエム・フォー・ドリームの感想
ドラッグムービー代表
ドラッグの怖さがわかる映画、と一言で言うには重たすぎる。誰しもが、心に穴を持っていて、その穴をドラッグで埋めているような映画。女の子はドラッグのために体を売り、母は、きれいになり、テレビに出て子供に褒めてもらうために、ダイエット薬と称したドラッグに手を出してしまう。息子は息子で、ドラッグを売ったりしている。ドラッグが体に入るときの映像がかっこいい。癖になる。母親役の女優がどんどん痩せていくのが、すごいな、と思った。演技もすばらしく、見ているこっちものめり込んでしまう。ラスト、変わり果てた母親がベッドの上で寝返りをうつシーンで泣いた。
前代未聞のドラッグ鬱ムービー
最初は誰も、ドラッグ(覚せい剤)なんて望んでなかったのに、夢を叶えるお金を稼ぐため、ダイエットのためにとそれが何か知らずに、そんなちょっとしたことでした。そこからもう救いようのない鬱展開まっしぐらです。ドラッグを使用したときのフラッシュバック映像なんかは、アロノフスキーらしいスタイリッシュな映像ですが、それ以外の映像の醜悪なことと言ったらありません。母親はダイエットピルだと言われ医者に処方された薬が何なのか知らない。その薬の売人をやっている息子は「ママ、その薬はダメだ」と止めようとするのですが、もう手遅れ、母親も息子も。見るとトラウマになる映画です。これを見て、ためしに覚せい剤をやってみようなんて人は恐らくいないと思われます。だってこんなになるなら、死んだ方がマシだと思う・・・
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