世界観が好き - 今際の国のアリスの感想

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今際の国のアリス

5.005.00
画力
3.75
ストーリー
4.75
キャラクター
4.50
設定
4.75
演出
4.50
感想数
2
読んだ人
5

世界観が好き

5.05.0
画力
3.5
ストーリー
4.5
キャラクター
4.0
設定
4.5
演出
4.5

この本は弟が買っていたのを読んでハマってしまいました。内容も凄く見応えがあって、早く続きを読みたいと思わされる作品です。ただ後半からちょっと説明が丁寧なのか進みが遅い気がします。内容は、有栖良平(主人公)は勉強もスポーツもいまいちで裕福な家庭に生まれ教育者である父に弟と比べられ日々の生活に嫌気がさします。そんなある夜、カルベとチョータの友人2人と大きな花火を見て今際の国という異世界へと導かれます。そこでは、げぇむに参加してくりあし、びざを受け取らなければいけません。びざには滞在日数が表示されており、その日数を過ぎれば頭にレーザーが落ちてきて死にます。また、げぇむにくりあ出来なくても死が待ち受けています。この世界で、どうやって生き延びるのかこの世界から抜け出す方法はあるのかなど見どころが満載です。げぇむの内容も面白く、そのげぇむをどうやってくりあするのか繰り広げられる展開にわくわくドキドキしながらページをめくります。げぇむ終盤には必ず生とは何かという問いかけがあり、作者が読者に伝えたいテーマがしっかりしている所もいいと思います。本当にこの作品は内容がいいので多くの人にもっと読んでもらいたいです。

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中毒性の高い『今際の国のアリス』で不条理サスペンスを愉しむ

げぇむの幕開け!夢中でのめりこんでしまう心理戦の面白さ!!現実世界に満足できない少年が、別世界で命を賭けたゲームに参加させられる。というのは、もはや不条理漫画の定番。それはそれで、ショッキングかつスリリングな一つのジャンル。しかし、その中で明らかに違うオーラを放っているのが『今際の国のアリス』。不条理の王道路線を極めながらも、別格の心理戦で読者を夢中にさせてしまう。読み出せば中毒のように次の巻を欲してしまう。『今際の国のアリス』は、名前どおり『鏡の国のアリス』をモチーフとしたキャラクター、げぇむが登場する。げぇむは4種類に分かれており、体力型のスペード、知能型のダイヤ、バランス型のクラブ、心理型のハート。4種類、しっかり棲み分けをしていながらも、全てに人間の深層心理が絡んでくる。他の漫画に出てくるようなゲームであれば、単に戦って終わり、弱みをついて終わりとなるようなところを、最後の最後...この感想を読む

5.05.0
  • 長崎アユム長崎アユム
  • 870view
  • 4132文字
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