世界観が好き
この本は弟が買っていたのを読んでハマってしまいました。内容も凄く見応えがあって、早く続きを読みたいと思わされる作品です。ただ後半からちょっと説明が丁寧なのか進みが遅い気がします。内容は、有栖良平(主人公)は勉強もスポーツもいまいちで裕福な家庭に生まれ教育者である父に弟と比べられ日々の生活に嫌気がさします。そんなある夜、カルベとチョータの友人2人と大きな花火を見て今際の国という異世界へと導かれます。そこでは、げぇむに参加してくりあし、びざを受け取らなければいけません。びざには滞在日数が表示されており、その日数を過ぎれば頭にレーザーが落ちてきて死にます。また、げぇむにくりあ出来なくても死が待ち受けています。この世界で、どうやって生き延びるのかこの世界から抜け出す方法はあるのかなど見どころが満載です。げぇむの内容も面白く、そのげぇむをどうやってくりあするのか繰り広げられる展開にわくわくドキドキしながらページをめくります。げぇむ終盤には必ず生とは何かという問いかけがあり、作者が読者に伝えたいテーマがしっかりしている所もいいと思います。本当にこの作品は内容がいいので多くの人にもっと読んでもらいたいです。
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