豪華キャストの競演であのキャラクターが蘇る!! - るろうに剣心 京都大火編の感想

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るろうに剣心 京都大火編

4.754.75
映像
4.50
脚本
4.25
キャスト
5.00
音楽
5.00
演出
4.50
感想数
2
観た人
2

豪華キャストの競演であのキャラクターが蘇る!!

4.54.5
映像
4.0
脚本
3.5
キャスト
5.0
音楽
5.0
演出
4.0

2014年に公開された、和月信宏のマンガ「るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚」の実写化続編。この後の作品に最終章「伝説の最期編」が待ち受けている。子供のころにはまって大好きだったマンガの実写化。楽しみな反面、不安。マンガの中のイメージ、緋村剣心のイメージを崩されたくないので、普段こういう実写映画は敬遠しちゃうんだけども。そんな心配はまったく無用だった。

なんと言っても見どころは、豪華キャストの競演と、壮大な演出!

佐藤健の緋村剣心は、キャラクター特有のおっとりした優しさや秘める心のもろさともに奥底からあふれ出る力強さを見事に演じ切っている。他にも江口洋介、伊勢谷友介、神木隆之介など特に女性にはたまらないキャストが。そしてこの回から登場する藤原竜也演じる志々雄真実。顔も全身も包帯でぐるぐるまきなのに声だけで瞬時に藤原竜也だとわかってしまう存在感。すごい。ぐるぐる巻きで瞬時に判別できる役者は多くはないだろう、もはやその役を引き受けてくれただけで感謝!

皆、キャラクターを演じ切るどころか、むしろその先にその俳優のもつ魅力までが透けてみえる。それだけ役者陣に確固たる実力があることが否応なく伝わってくる。

そしてこの作品の最期に出てくる謎の人物を、福山雅治が演じる。これまた続き物は通常敬遠しがちなのだが、この配役によって「続きが見たい!」とわくわくせざるを得なかった。

この作品は「るろ剣」を読んだことのない最近の人にも楽しんでもらえる作品だと思う。マンガから映画へ、映画からマンガへ。世代を超えて「るろ剣」の魅力にはまっていくだろう。

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前作を超えるアクションシーン

漫画「るろうに剣心」を元に作られた映画の2作目です。映画「るろうに剣心」は1作目から佐藤健のアクションシーンや殺陣の評価が高かったのですが、2作目は1作目のレベルを超えて当然というプレッシャーがあったようです。しかし、「京都大火編」で少年の村を救うシーンでは剣心VS多数の志々雄一派という1対多数の壮絶なバトルを繰り広げ、前述のようなプレッシャーを感じているとは全く思えませんでした。そしてその後の神木隆之介演じる瀬田宗次郎との闘いも凄まじいものでした。1作目から剣心を演じている佐藤健に対し2作目が初出演の神木隆之介は、佐藤健の剣心に匹敵する強さを手に入れるため半年間毎日殺陣の稽古に励んだそうです。もともと二人は仲が良かったみたいなのですが、神木隆之介の佐藤健に対する良いライバル心がこのような素晴らしい戦闘シーンを生むきっかけになったように思います。また途中から剣心に同行するようになる土屋...この感想を読む

5.05.0
  • kokohanakokohana
  • 64view
  • 576文字

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