働く女性が共感できるコミック働きマン - 働きマンの感想

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漫画レビュー数 3,136件

働きマン

4.004.00
画力
3.70
ストーリー
3.90
キャラクター
3.80
設定
3.70
演出
3.80
感想数
5
読んだ人
8

働く女性が共感できるコミック働きマン

4.04.0
画力
4.0
ストーリー
4.0
キャラクター
4.0
設定
4.0
演出
4.0

働きマンの主人公は松方弘子28歳です。彼女は週刊JIDAIに勤めていて、編集者として活躍しています。彼女は根っからの働きウーマンなのですが、原稿の締め切り前などになると、寝ることや食べることなど全てを忘れて働きとおす通称働きマンへと変身します。ギャク漫画ではなくて、女性の共感出来る作品です。

彼女には長年付き合ってきた彼氏がいました。彼女は彼のことが大好きでしたが、大切なイベントの日に、彼ではなくて仕事を選んでしまいます。自分の年齢や現状や様々なものたちとの葛藤を重ねつつ、日々の業務に追われるなかで、少しずつ成長を遂げてゆきます。

彼女の周りには、個性的なキャラクターが多数存在しています。職場のデスクは39歳で独身の成田君男です。彼は非常に要領の良い人物で、常に弘子や他の部下たちを余裕しゃくしゃくな姿で、まとめています。編集長はバツイチの子持ちで、闇を抱えた面立ちでふらっうと現れては去ってゆくような方です。弘子のライバルは、張り込みを専門としている菅原文哉で、とても真面目で堅物で融通の利かない人物です。

弘子の部下には渚マユや田中邦男などがいます。マユはアンパンが大好きで夢見がちな23歳、田中は今時の若者です。

個性的なキャラクターと主人公の成長とが魅力的な、働く女性にピッタリな漫画です。

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たった既刊4冊にも関わらず、知名度はバツグンな女性漫画漫画『働きマン』の知名度は高い。菅野美穂主演でドラマ化されたことも大いに関係しているのだろうが、ウルトラマンのようなポージングを取る主人公・松方弘子の第一巻コミックカバーは、書店でも長い間平積みされていただけに、記憶している人は多いはずだ。それだけ書店にとってこの『働きマン』は「売りたい本」であり、かつ「売れてる本」でもあるのだろう。おそらく、世の中の人々で『働きマン』の名前を聞いたことがない人は少ないのではないだろうか。しかし、驚くべきことにその知名度とは裏腹に、『働きマン』の既刊はたったの4巻である。打ち切りではなく、2008年から休載しているのだ。2016年現在からさかのぼるに、休載期間はおよそ8年にもわたっている。作者・安野モヨコは『働きマン』以降、ぽつぽつとコミックスを出しているものの、長期連載は少ない。おそらく体調不良が...この感想を読む

3.03.0
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