ビビアンリーの輝き - 風と共に去りぬの感想

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ビビアンリーの輝き

4.04.0
映像
3.0
脚本
4.0
キャスト
5.0
音楽
4.5
演出
3.0

この映画は4時間近くあり、観る時には意気込んで観ないとダメな映画だ(トイレに行っておくことを忘れずに)。私はやるべきことが全て終わって落ち着いてゆっくりできる夜に観ることにしている。

かなり昔の映像なので、映像の鮮明さはない。しかし、主人公スカーレットオハラを演じているビビアンリーの輝きで満たされた4時間になる。

とにかく、主人公の負けん気の強さがすごい。元々はお金持ちの家に産まれて何不自由ない生活をしていたのに、いきなり戦争が開始され、母親の死や、愛していた故郷の土地がボロボロになったことをきっかけに彼女に元々あったが眠っていた負けん気の強さがここで呼び起こされる。

「もう二度と家族を飢えさせません、どんな方法を使っても」と、荒れ果てた故郷の土地で決意する彼女の姿には鳥肌がたった。

それ以降の彼女の生き方は、本当にどんな方法を使ってもお金を稼いでいた。愛していない人との結婚など、女性としては尊敬できない生き方をしていた。

しかし、決意の通り、家族は誰も飢えさせなかったことは、彼女は男よりも男らしく惚れ惚れしたほどだ。

結婚し、子供も産まれたが、最後に子供や親友の死が描かれている。なんてこの人の人生は波乱万丈なんだ!と思いたくなる。そして、その後も、「とりあえず愛した故郷に帰ってから考えましょう」と決意する。彼女にとって故郷のタラという土地が大きな芯になっていることを感じた。

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