良い意味で裏切られた
アンジェリーナ・ジョリー演じるマレフィセントはすごくハマっていて
眠りの森の美女で知られる悪役のマレフィセントとは違い全く別物だった。
自分がかけた呪いでまさかこんなにも自分が苦しみ悩むと思ってなかったであろう
マレフィセントに心が痛みました。
自分の国を大切にし守ろうとする彼女は強くて気高いだからこそ
愛する人に見せた弱さや甘えの女性らしさが裏目にでて
報われない愛、裏切りの中で強くなったんだろうなと思いました。
ですが、その裏切りがあったからこそ生まれた真実の愛
三人の妖精はどんくさくてたよりにならない、見てるこっちがハラハラ
憎むべき相手をずっと見ているうちに母性本能からめばえてしまった愛情と
王の裏切りという感情の葛藤の中
結末がどうなるのか最後までドキドキで、目が離せない。
映像も綺麗だし迫力満点。マレフィセントが飛んでいるシーンは
空を飛んだ事の無い自分でも鳥になったような景色でした。
羽根が返ってきたマレフィセントは無敵に見えかっこよかったです。
見終わった後には胸がじわ〜と暖かくなりました。
眠りの森の美女とは違い少し大人向けの映画だと思う。
思っていた結末とは違い、本当に良い意味で裏切られました。
何度も見返したくなるお気に入り映画のひとつです。
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