仲間の大切さを教えてくれるマンガ - FAIRY TAILの感想

フェアリーテイルを読んでまずすごいと思ったのは、画力です。丁寧で力強く、可愛いところは可愛く、かっこいいところはかっこよく描いています。ナツはもちろんかっこいいのですが、特にルーシーやエルザなどの女性キャラを可愛く、そしてエロく描くのがとても上手です。女の私も惚れぼれしてしまう絵です。

次にストーリーですが、毎回の章がとても熱いです。真島先生は友情をテーマにしているのか、どの章も仲間を大切にしていますね。フェアリーテイルというギルドの信念である「みんな家族」。その信念通り一人一人が命をかけて家族を守る。とても感動します。そしてその家族の輪はどんどん広がり、仲間もどんどん増えていっています。友情とはこうやって築くものだと教えてくれているようです。憎しみの連鎖ではなく、笑顔の連鎖をつなげる。それが真島先生の描くマンガのテーマではないのでしょうか。

そして、フェアリーテイルの魅力である主人公ナツ。彼は人を惹きつける何かを持っていますね。それは仲間を大事にする心かもしれないし、能天気さかもしれないし、不屈の強さかもしれません。どれにしても彼が毎回みせる戦いの中でのあきらめない心と、どんなに劣勢でも最後は勝ってしまう強さには何かを感じずにはいられません。

どんどん強くなっていくナツですが、これからどんな成長をとげ、どんな仲間と出会うのか。最強の敵であるアクノロギアには果たして勝てるのか。。。

どんな結果であってもナツには笑顔で終わって欲しいです。