コミカルなホラーファンタジー
本屋さんで見かけたときに表紙がきれいだなーと思って購入したものです。
このお話は全体的にとても読みやすいので小学生でも読めるのではないでしょうか(ただ、読みやすいですがときどき「ん?どういうこと?」となって文章的に読みにくいところはありました。たぶん私の読解力がないだけでしょうが…)。
本のタイトルからして「きっとファンタジーな世界観なんだろうな」と思っていたら案の定でした。
少し思っていたのと違うのは少々ホラーちっくな描写があること。
ホラーといっても割とコミカルなオチがあったりするので恐怖で身の毛がよだつような感じではありません(笑)
ですが場面によっては読んでてひやりとする場面はありました。特にクライマックスの一番の盛り上がりの場面では少々悲惨な描写があります。
個人的にはこの郵便局の特殊な設定がとても好きです。
死んでいる人から生きている人へ、またその逆も然りで死者と生者を結ぶ公共機関。
現実にも、もしもこんな公共機関があったならぜひとも利用してみたいです。肉体的にはもう会うことも話すこともできないとはいえ、死んだ人へこちらの意思を発信したり逆に受信できるたりするようなので私も死んだ祖父に生前に話せなかったことを伝えたいです。
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