ハードルを高くしすぎてしまった為イマイチ…
日本アカデミー作品賞を獲得するなど前評判が高く、自分の中のハードルが高すぎかのかもしれませんが、はっきりしたラストシーンがなく、観ている人が自分なりのラストを考えて下さい的な終わり方で正直面白い作品とは言えませんでした。タイトルにもなっている桐島が部活を辞めると言い始めた事で、高校内の色んなバランスが崩れ始めていく。そんな青春時代のもろさは上手く演出している気がしました。そして校内カースト制度のような「上」の人と「下」の人。そんな高校の実態をリアルに表していると思います。 それにしても神木竜之介君はこの映画での気弱な奴もなかなか上手く演じていて、SPECのような悪人から演技の幅が広いですよね。将来性が楽しみです。他にも橋本愛さんや山本美月さんなど将来を嘱望されている役者さんが勢ぞろいしているので10年後に見たら凄く豪華な映画に思えそうです。 また主題歌の高橋優さんは映画のカラーに合っていて最後に締めてくれました!
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