気持ち悪いけど続きが気になる
『惡の華』は、思春期の生々しい心情が描かれた作品です。 恋愛の性的な面だとか、 理性で覆い隠している人間の本質だとか。 そういう、普段は内に秘めている人間の醜さを 剥き出しにしてしまうような話だと思います。 だから、終始気持ち悪いというか、あまりいい気分はしないです。 仲村さんによって見出された春日くんの佐伯さんに対する性的な葛藤とか、 佐伯さん自身が目覚めてしまった恋愛による承認欲求だとか、 それをずっと見ている仲村さんの内面の葛藤とか。 人間の中に秘めた変態性について触れているけど、 理解できない部分が本当に大きい。正直仲村さんは怖いです。 それでも、人気が出るということはやっぱり何か理由があるんでしょうか。 私にはこの作品の魅力はよくわかりませんでしたが、 途中で見るのをやめなかったということは もしかしたら何か惹かれるのものがあったのかもしれないです。 みれる方は、試しにみてもいいんじゃないでしょうか。
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