少年らしい好奇心と正義感が懐かしい - ハリー・ポッターと秘密の部屋の感想

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ハリー・ポッターと秘密の部屋

4.654.65
文章力
4.75
ストーリー
4.88
キャラクター
4.81
設定
4.88
演出
4.75
感想数
10
読んだ人
63

少年らしい好奇心と正義感が懐かしい

5.05.0
文章力
5.0
ストーリー
5.0
キャラクター
5.0
設定
5.0
演出
5.0

ご存知、ハリー・ポッターシリーズの二作目です。私は携帯版なので、けっこう何度も読み返しているのですが、何度読んでもやっぱりおもしろいです。 このシリーズでは、『秘密の部屋』の秘密をハリー・ロン・ハーマイオニーが解き明かしていくというのが物語の本筋です。その前にも、学校に向かう汽車に乗れなかったハリーとロンが魔法のかかった空飛ぶ車で学校に向かおうとしたり、ハーマイオニーがスネイプ先生の薬品棚から薬の材料を失敬したりと、少年時代の無鉄砲とも言える好奇心に満ちた冒険が織り交ぜられています。大人になると忘れてしまいがちな、いけないことだとわかっているけどワクワクする気持ちを思い出させてくれます。 後半は、石にされたハーマイオニーと秘密の部屋に連れ去られたロンの妹ジニーを救うために、宿敵ヴォルデモートの罠にハリーとロンが挑みます。そのまっすぐな正義感は、読んでいて気持ちいいです。 シリーズ後半になるにつれ大人になっていく3人も、まだまだ子どもな部分を残していて、読んでいる私もちょっと子どもに返って、小さな冒険をしてみたくなる読後感です。

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秘密の部屋で注目したい人物たち

マグル出身者を「穢れた血」と呼ぶスリザリン寮生ホグワーツ魔法魔術学校の創設者は4人で、寮の名前にもなっている「ゴドリック・グリフィンドール」「ヘレガ・ハッフルパフ」「ロウェナ・レイブンクロー」「サラザール・スリザリン」です。それぞれの生徒の特長は「勇気」「誠実」「知性」「野心」です。これだけみてもスリザリン寮だけが少し違ったところを目指しているような気がします。それを裏付けるかのようにスリザリンはホグワーツ魔法魔術学校には、選ばれた生徒のみ入学を許可することが望ましいと考えていました。魔法族の血を高潔なものとし、マグル出身の血を「穢れた血」と呼んだのもそのためです。あとの三人は魔法が使えるものであれば家柄に関係なく誰でも受け入れるべきだという考えを持っていたため考え方が合わず、スリザリンは学校を去ることにしたということでした。スリザリン寮の生徒は純血主義のためヴォルデモートの時代では、デ...この感想を読む

5.05.0
  • mika...mika...
  • 295view
  • 2063文字
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ドビーが憎めない♪

それにしても、映画を観てから原作を読んでいるので、内容が理解できるけど、とにかく登場人物が多すぎて覚えきれないというのが正直なところですね。 ただ、ストーリーは飽きさせず、次々色々起きてやっぱり面白いです。 特に、今回はドビーの活躍?が見られそれによってハリーが翻弄され大変な目に合うんですが、なんか憎めないし、最後は靴下を受け取って自由になることができてよかったなって思います! 今回、ヴォルデモートが結構姿を現して嫌な感じだったのですが、ハドリックも無事に戻ってこれてよかったなって思います。 というか、まさかジニーが利用されていたなんて! ハーマイオニーも助けることができたし、やっぱりハリーは特別な魔法使いなのですね。 なんか、その特別感がうらやましいと勝手に思ってしまってます(笑) 彼は人々を救う救世主なのか!期待したいですね。 本は分厚いんですが、まだまだ軽い感じに、さくっと読めて楽...この感想を読む

5.05.0
  • ぶうたぶうた
  • 161view
  • 404文字

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