ギャグと伏線
エクセル。 彼女ほどギャグが似合うヒロインもそうそういないのではないでしょうか。 バイトがてらに騒ぎを巻き起こしたり、イルパラッツォの機嫌次第で落とし穴に落とされたりと様々な目にあっている彼女ですが、そんな状況下においてこそ彼女の魅力は最大限に引き出されると言っても過言ではありません。 さて、本作品はギャグマンガの皮を被ったSF漫画かと思ったらやっぱりギャグマンガだったという体をなしている作品なわけですが シリアス部分が多く見られるようになる後半と比べてギャグの多い序盤においても部分部分に伏線は見受けられます。 特にイルパラッツォの時折見せる不可解な行動などがその代表例であるわけですが、おそらく作者自身序盤においてはそこまで深いことを考えていなかったと思われます。 巻が進むにつれて伏線にも使える不可思議な要素を描いていた、というのが私の考えです。 事実序盤はギャグばっかりだったわけですし。
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