現実が壊れていく。
1巻目の前半部分のことについて最初に読んだ時は理解できなかった。 何度も何度も読み返していったらちょっとはわかったんだけど 主人公である英雄の日常を描いているのだが、彼の周りに出てくる異質なもの。 物の怪のようなお化けのような。異質な者たち。これはかれが臆病だから、一種の妄想なのかな。 そのため出てきているに過ぎない。 だから当然他人に見えるものでもないし、自分自身が作り上げた産物によって主人公は中々眠りに付けないしぶつぶつ独り言も多い。 でも主人公の唯一の特技?になるのかな。猟銃を手にしているときは異質な妄想は出てこなかったけど。 不気味な感じを醸し出している主人公が一体どんな異質なことにっ巻き込まれていくのかこの時の私には全く理解ができなかった。 漫画家のアシスタントとして少ないバイト代で過ごす主人公。 元彼の自慢がちょくちょくでてくる彼女 キャスターの胸について仕事中にちょくちょくいう仕事仲間。 前半はあんまり面白くないんだけど実際にこんな感じのことあってんじゃね?って思うリアリティさ。 読みすすめてくるとほうほうって思ってしまう。 そして後半・・・ ちょっとずつ壊れていっている現実に直面していく主人公。 彼女のもとへと向かいます
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