死ぬべき命なんて・・・存在しない・・・
仙崎大輔
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綿密な取材力に脱帽海猿を読むと、作者の佐藤秀峰氏は、海上保安官野食歴がある人なのではないかと思うくらい、内部のことが良く描かれている。事実この作品がテレビドラマ化、映画化されたことで、海上保安官や潜水士の志願者が増えたそうだが、職業を深く知ることができるきっかけの作品としては非常に良書だと思う。映画やドラマの主人公仙崎は、イケメンで優秀な潜水士というイメージであるが、原作の仙崎は低身長でやや冴えない、努力と根性で特急隊に這い上がったという泥臭さを感じるのもいい。また、自分が望んでついた職業であっても、体制への葛藤や自分がなぜこの仕事をしているのか、時に目的が見えなくなるなどの描写は、どの職業にも共通した部分であるので、共感できる人も多いのではないだろうか。いつのまにか恋人になっている佐藤作品のヒロイン海猿と、もう一つの佐藤秀峰氏の代表的作品「ブラックジャックによろしく」という医療漫画に...この感想を読む
仙崎大輔
先輩の池澤を殺害した海賊の救助にあたっている時の仙崎の心の言葉
池澤真樹
死ぬ時っていうのはどんな人でも真剣だということを語った言葉
仙崎大輔
後輩をなぐさめるためにいった先輩としての言葉