バーティミアス サマルカンドの秘宝の評価
バーティミアス サマルカンドの秘宝の感想
ストーリーは面白い。
日本でハリーポッターが流行った頃に発売された小説の一つだったと思います。アメリカやイギリスではヒットした作品だとか・・・。確かに話はよく作り込まれていて面白かったです。設定も面白い。中心人物である見習い魔法使いのナサニエルは可愛げのある子供ではありませんし、正義感いっぱいのいい奴でもなく、いうなれば正に現代っ子といった感じですが、中級ジンのバーティミアスはなんか可愛い。バーティミアス目線でのストーリー進行も斬新で面白かったです。しかし、話が脱線することがしばしばあります。バーティミアスの心理描写・・・というか注釈らしきものも多く、ちょくちょく目線を本編から外さないといけない場面も多くあり、集中力が途切れさせらる傾向にあるので、この約600ページというボリュームの本を読むには少し時間がかかります。まぁ、それでも、話は面白く続きが気になるので、小学校高学年~中学生あたりであればちゃんと読み切れ...この感想を読む
児童小説のベストセラー
ハリーポッターも同様なんですが、字が細かくて読むのにとても苦心した記憶があります。(下にちょこちょこ説明も載っていてそれもかなり長い。)ですがストーリーは面白いんですよね。ちょっと脱線しますが、こういうのは外国の児童文学では多いのでしょうかとちょっぴり疑問に思います。世界観は現実世界に近い感じです。主人公の少年ナサニエルはある日魔術師アーサー・アンダーウッドの家へ弟子入りさせられる。そしてそこでの自分の成功を夢見ていたが、サイモン・ラブレースに恥をかかされ大人へ復習を誓う。彼はジンのバーティミアスを呼び出してサイモン・ラブレースに復讐する。しかしそれがきっかけで命がけの戦いを繰り広げることになる・・・。