終わりのセラフの評価
終わりのセラフについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が3件掲載中です。
各項目の評価分布
終わりのセラフの感想
まだまだ出てくる始祖たちとのバトルに注目
単純じゃない設定が面白い出てくる相手はヴァンパイア。相容れない存在なんだと思ってた。でもどうやらそうではなく、人間とヴァンパイアははっきり言ってそっくりだ。長く生き続けられるかどうかの違いくらいしかない。ヴァンパイアの中でも、人間の中でも、欲望が渦巻いて、それぞれが信じる道へと必死で走っている。希望は優一郎とミカエラがどんな存在よりも固く信頼しあっていること。彼らなら、何かをやってくれる気がする。読めば読むほど、それぞれの思惑・苦しみが交差して、みんなが救われる道がないと気づかされる。優一郎とミカエラは、単純に百夜孤児院で悲劇に遭っただけではなく、「終わりのセラフ」の被験体であったことも明らかになり、優一郎にはさらに悪魔の力をもとから宿していたこともわかったり…複雑さを極める。15巻までは発売されているが、まだまだ全部は明らかではない。悲劇はグレンによって引き起こされたように描かれている...この感想を読む